昔友達に、「愛情表現に食べ物のやりとりを使うのはやめろ」って言われてびっくりした。
私にとっては自分がそういう事をしてるって意識できないくらい、身に染みついた方法だったから。
母もじいちゃんばあちゃんも、みんな食べ物で愛情表現をする人だった。
ちょっと元気ないなと思う人が居たら、ケーキを買ってきてみんなで食べるとか。
悪い事したな・・・・って思ったら、お茶を淹れてあげて様子を見るとか。
大丈夫?とかごめんね。とか言う代わりに、そういう事をする人たちに囲まれて育った。
そういうのを愛情表現と思わない人も居るんだねぇ。
そういう人にはそういう人に合った付き合い方をしなきゃいけないんだけど、なんかオドオドしてしまうよ。
なんだか相手を大事にできてないような気がして後ろめたい。
さぁさ、食べなさい。どんどん食べなさい。って言いたくなっちゃう。
何週か前に同じようなテーマで書かれたレシピ本をレビューしたと思うけど。
個人的にはこっちのほうが好きかなぁ。
なんか細やかなんだよね。
洗い物が少なく済むようにとか、手間がかかりにくいようにとか、いろいろ気を配ってくれてるのを感じる。
送るのもいいけど、自分用に冷凍庫にストックしとくのもいいなと思うし、疲れてる時にこんなの差し入れてくれる人居たら泣いちゃう。