世の中の人たちは、なにか嫌な事あった時どうしてるんだろう。
私は悩み事を書いて、その後別人になりきってアドバイスを書くノートを一冊持ってる。
うんと可愛い、お気に入りのノート。
その方法をしてみるまでは友達や家族に相談したり、ネットで同じような悩みを持っている人居るかなって検索かけたり、いろいろしてみたけど。
結局は自分に相談するのが一番納得できる答えが出てくる。
「あなたの思ってる事は大体わかるのよ」って言いたがる人には、ご期待にお応えして「さすが、わかってらっしゃる」って言うけどね。
私が生まれてからずっと集めてきた、「今だ!」って、心のシャッターを切るべき瞬間の数々は、私だけのもの。
もう大人だから面と向かってそんな野暮な事は言わないけど、ほんとはそう思ってる。
前情報なしでフラッと買ったマンガが大当たりだと嬉しいね。
1冊読み切りのオムニバスです。
オムニバスだけど、なんとなくお話一つ一つが繋がってるような感じもする作りなのがおしゃれでね。
日常の何気ないシーンを切り取ったような話ばかりで、そんな大事件とか起こらないんだけど。
だれかさんの心の宝箱を開けて見せてもらってるような感じがする。
そして、洋服の人と和服の人が四分六ぐらいで混ざってるような時代を舞台にした話ってときめくね。
実際その時代に生まれたかった、とかいう意味じゃないけど。
お金のかかる趣味としてじゃなく、庶民の普段着やお仕事着として和服が当たり前に着られてる空間に興味があるだけ。
たとえお話の世界でも、生活に根差してる感がほしい。
どんなに素敵でも、地に足がついてないと落ち着かなくて、そんなに長い間は浸れない。
私がいいなぁと思うのは、べつにお嬢様じゃない女の子がちょっとおしゃれな簪をつけて浮かれてたり、そんなお金持ちでもない人がたまの贅沢でカフェにライスカレー(現代人が気軽に食べるカレーライスではなく)を食べに行ったり、みたいな世界観。