数年前まで結構生きるの大変なレベルで太ってたんですよね。

見てくれとかそういう問題じゃなくて、命が危ないレベルだったと思う。

でも本当に病気になるまで不健康な生活がやめられなかった。

 

 

 

ルッキズム万歳な世の中に中指立てて生きてるつもりだったけど、肥満に関してはそういう事じゃない場合もあるんだなってわかった。

見た目がどうであれ、健康で居られるならいいと今も思うよ。

でも普通の人にはそんなの無理なんだよね。

 

 

 

病気になってしまった今は、健康管理が趣味みたいになってる。

ゲーム好きが課金して、キャラクターに強い武器を持たせて喜んでるのと似てるかも。

私はちゃんとしたものを食べたり運動したりする事で、自分に健康な体っていうアイテムを授けようとしてる。

 

 

 

健康な生活を心掛けるのは、不摂生をしてきた自分にお灸をすえてるわけじゃないよ。

正直言って、病気になる前もいろいろしんどい事が多かった。

それでもなんとか生きてきた自分を労おうっていう、言ってみればご褒美だね。

 

 

 

健康の向こう側に何があるか考えた事ある?

ルッキズムくたばれなくせにそれを言う?って言われるかもしれないけど、私はそれは美だと思う。

チークや口紅やコンシーラーがなんのためにあるのか考えたらわかると思う。

血色を良く見せるため、肌のトラブルが見当たらないくらい栄養状態を良く見せるためでしょ。

つまり健康に見せるため。

 

 

 

だからほっといても血色悪くなるような年になって青い口紅してる人、居なくはないけどあんまり居ないでしょ。

学生時代の友達にそういうメイクが好きな子居たなぁ。

太陽が嫌いな吸血鬼の女の子みたいなアンニュイさを気取ろうとしても、ほとんどの人が健康じゃないですか、若いと。

若さが、健康さが溢れてくるのが鬱陶しくて、そんな生臭い自分を隠すために不健康メイクしてたんじゃないかな。

 

 

 

今の私は若くもないし健康でもないから、いいやん、結構なことやん、元気そうで。とか思うけど。

おばさんはすぐそういう乱暴な事言う・・・・って言われるかな。

ごめんよ。

 

 

 

「健全な精神は健全な身体に宿る」なんて言ったらぶっとばされそうなぐらい、パラスポーツとかしてる人は健やかそうな目の光り方してるよね。

ま、でもそれはそれとしてさ。

今まで不健康な生活してた人が野菜を使って自炊するとか、早く寝るとかして生活を正そうとすると、少しずつ心も健康になるんじゃないかなって。

体感的に思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

今週の本の紹介はごめんね、完全に個人的な都合でマニアックな実用書をチョイスする事にしました。

潰瘍性大腸炎とクローン病の本なんて読む人居るのかなって思うけど、ここには私が好きな本や救われた本の事を書くから。

これは本当に救われたんだよ。

目の前が明るくなったような気持ち。

 

 

 

潰瘍性大腸炎は完治しないって言われてる難病で、一生付き合わなきゃいけないんだけど、とりあえず食事制限がほんとにきつかったのね。

好きな物が食べられないとかいう悩みももちろんあるけど、みんなが健康のために食べる事を推奨されてる野菜もダメって書いてる本が多い。

腸の事だけ考えたらそうするしかないのかもしれないけど、こんなの一生しなきゃいけないなんて。

ほんとに私の体、野菜食べなくても大丈夫なの?って、いつも不安だった。

 

 

 

この本は栄養学の観点から潰瘍性大腸炎やクローン病を考える本でね。

調子がいい時はここぞと栄養をたっぷり取る事も大事、みたいに書かれてた。

もちろん調子が悪い時は食事制限しなきゃいけないけどね。

 

 

 

同じ病気の人、もしこの記事見てくれてたら、この記事から購入サイトにとばなくていいから、図書館とかでリクエストしてでもいいからこの本読んでみてほしいな。

気を付けるべき食品添加物が名指しで書かれてたり、役に立つ本だと思う。

著者が専門家でありながら当事者でもあるから、そんな希望が持てないような無体な事は書いてない。

 

 

 

あれ食べちゃいけない、これ食べちゃいけないって言われるのは辛いよね。

私はずっと、これを食べましょう、これは食べても大丈夫だよって言われたかったんだ・・・・ってこの本読んで気がついた。

でもそう書くのが難しいのはわかるよ。

言った通りにしたのに調子悪くなったじゃないかって言われたら訴訟問題になるかもしれないしね。

あれダメこれダメって守りに入ってる限り、本を書いてる人は安泰だものね。

 

 

 

私は、もうマニアックな病気になってしまった以上、人生をかけて人体実験し続けるしかないって思ってる。

私と同じ病気で、同じように自分であれこれ試して道を切り拓こうとしてる人に、ぜひオススメします。