しばらく間が空いてしまいましたが、続きです。

 

今回は、大人が子供に強い痛みをあたえようとする時の

逃げかた、ふせぎかた、痛みがへるようにする方法を書きます。

 

●飛びけり、ドロップキック

ジャンプしながら蹴り(けり)をいれてきた時にどうしたらいいか?

 

ヘタな絵ですみませんが、イラストを書きました。

 

↑こんなかんじで、両手(りょうほうの手)をバツ×バッテンにして、

頭や首に足があたらないようにして、守ります。

 

この時、できれば後ろに下がりながら受けると、

より痛くないのでオススメです。

 

私が6さいから12さいまで大人に蹴られ続ける中で、

どの体勢(たいせい)がいちばん痛くないか、ずっと

考えてためしてみた方法です。

 

 

この蹴り(けり)のあと、

 

大人は近よってきて手でなぐってくることが多いと思いますが、

逃げまわって大人が疲れて(つかれて)いやになるのを

待つと良いでしょう。

 

 

 

たくさんあなたを追いかけ回して疲れ(つかれ)れば、

なぐる力が弱くなったり、あたらなくなってきます。

 

 

大人がムキになって、たくさんなぐられてしまうことも

あるかもしれません。

 

 

大人が子供であるあなたに負けるのが耐えられないので、

くやしくて、怒(おこ)って、もっとひどくなることもあるでしょう。

 

でも、逃げても逃げなくても、

彼らはあなたがたを自分の手で痛めつけないとやめてくれません。

 

 

とにかく、元気いっぱいな大人の蹴りは

ぜったいにあたらせてはいけません。

 

一回でも死んでしまうこともあります。。。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

●頭をつかんで水につけられる時のたいさく

 

最近虐待(ぎゃくたい)で亡くなってしまった女の子も、

水をたくさんかけられて、そのままよわってしまったそうなので、

書きたいと思います。

 

 

水をぜんしんにかけられたら、

できるだけ早く、タオルなどでからだをふいて、

かわいた服にきがえてください。

 

 

 

私は頭を何度も冷たい水につけられ、

ぜんしんに水を何度もかけられたことがあります。

 

 

頭のかみの毛を手でつかまれて、

冷たくよごれた風呂の水に顔を何度もつけられました。

 

そんなときはどうしたらいいか書きます。

 

 

かみとか、頭をつかまれたら、

手に力をいれるしゅんかんが感じられるはずです。

 

一度目はびっくりしてむずかしいかもしれませんが、

何度も水につけようとしてきたら、

そのタイミングがわかるようにがんばりましょう。

 

手に力をグッと入れて、水にあなたの顔をいれるそのしゅんかん、

息をすって、すこーしずつ水の中ではきだしてください。

 

 

浮き輪プールでの授業を思い出してみてください。波

 

「水に10秒かおをつけてください」っていう授業は

ありませんでしたか??

 

あんな感じで、めいっぱい息をすって、

水に顔がついてるあいだは、ゆっくりすこーしずつ、

息をはいていくと、

 

あわてなければ、けっこう長い時間もちますよ。

 

おちついて、こきゅうをゆっくりにするのがコツですね。

 

 

 

私の経験をくわしく書きますと、

10さいの頃、雪のふる寒い日。

 

いつものように30分ほどなぐる蹴るを繰り返したあと、

風呂場につれていかれて頭をつかんで水に何度もつけられ、

 

その後服をはぎとられて素っ裸にされ、

シャワーから水をだしてかけながら、なぐったり蹴ったりを

また10分~20分ほどされて、

 

その後「出て行け!!」と蹴って洗面所からだされましたが、

この方法で生きのびることができました。

 

(その後、言われたとおりに家から出ましたが

体をふいて、かわいた服を着てコートを着てからにしました)

 

 

 

 

ぬれたからだでじっとしていると、

かぜをひいたり、

寒くてからだがよわってしまいます。

 

とにかくかわかして、少しでもあたたかい場所に

ひなんしてください。

 

 

 

 

家族(かぞく)であるお父さんやお母さんなどの大人を

信じたいきもちはとてもよくわかります。

 

でも、

「怒り(おこり)たくないのにあなたのせいで

こんなにツライ」といわれたり

 

「なぐりたくないのに、どうして怒らせるの?」

と言われても、

ぜったいにあなたのせいではありません。

 

 

 

今はまだわからないかもしれないし、

分かる日なんてこないと思うかもしれません。

 

しかし、

どうにか今を切りぬけて、大人になって安全になってから

もう一度じっくり考えてみてほしいと願っています。