世界遺産63 メキシコ チェチェンイツアー | 地球へ途中下車

世界遺産63 メキシコ チェチェンイツアー

 
夫と妻が、世界遺産100遺産、回ったのはほんとうか?
…検証シリーズに戻り…お次は
メキシコです。

メキシコ、チェチェンイツアーはユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡。マヤの最高神ククルカン(羽根のあるヘビの姿をした神)を祀っているそうです…
 

東西南北に面した四面の真ん中に各91段の急な階段が配置されており、最上段に真四角の神殿が一つあります。
階段を合計すると91×4=364段で、これに最上段の神殿の1を足すと、ちょうど365となり、このピラミッド全体が春夏秋冬で一年を表しているそうです。また大きな段は9段ですが、各面、真ん中が小さい階段で分断されているので18。これはマヤ歴の18ヶ月で一年を表すものと一致しており、なんらかの暦の計算をしたりする機能を果たしていたのだろうと言われています。
北側の階段の下にククルカンの頭部の彫像があり、春分の日と秋分の日、年2回、太陽が沈む時、ピラミッドが真西から照らされると、西側階段の9段の陰が映ってピラミッドを上から下へと駆け下りるククルカンの胴体が現れるように設計されています。
〝ククルカンの降臨〟と呼ばれ、当時は宗教上の一大イベントだったそうです。
 

チェチェンへは、カンクンからツアーが出ているのですが、2012年3月、ブラジルで、リオのカーニバルが終わったあと、だいたい春分の日に合うように計算してメキシコ入りしたのですが、日を勘違いしていて、「あーあ、カンクンに来るのが1日、来るのが遅かったか!」…と思っていたら、日本とメキシコでは時差があるため、日本人が考えている春分の日と一日ずれていて、ラッキーにも2012年3月21日、春分の日・当日、ククルカンの降臨のスペシャルデーにチェチェンに行けたのでした!

そして「イッテQ」も取材に来ていた…

私たちにとっては、ククルカンより〝イモトの降臨〟のほうがインパクト大だったりして…

 

そしてその日、太陽に生け贄の心臓を捧げたと言われているチャックモールの存在も有名です。

これはメキシコ国立博物館に収蔵されている本物です。メキシコはとにかくマヤの遺跡めぐりがメインになるのですが、遺跡現地におかれているのはだいたいレプリカで、本物はほとんどがメキシコシティーにある国立人類学博物館に収蔵されています。

目には翡翠がはめ込まれていたという話ですが、今となっては恐ろしい役割の彫像なのになんだか人を小バカにしたようなマンガ的な顔をしているのが気になります…でも真ん中のお皿にはおそらく生け贄たちの血だと思われる黒いシミが残っていたりして…


メキシコが続きます!
謎の古代遺跡好き、マヤ好き(?)にはメキシコはたまりません!



★海外旅行や世界一周旅に関するご質問など
わかる範囲でお答えします。お気軽にどうぞ!★


世界一周ブログ村のランキングに参加しています。
よければ1日1回、クリックをお願いします!
  ↓     ↓