地球へ途中下車

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中高年夫婦の世界一周ブログ


ご訪問ありがとうございます!



2011年7月3日~2012年7月5日までの1年間、


夫婦2人合計112歳で単独世界一周旅行、


 「世界遺産」100踏破しました!


…このブログは1年間の世界一周旅行旅の


計画から記録、その後の途中下車エッセイです。


これから世界を旅される方に役に立つ情報交流と


世界と日本を考えるそんな発信を心がけます。


現在、世界でロングステイを計画中。


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現在の途中下車先……日 本


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モンゴルのゲル


今回のモンゴル旅行は、日本住育協会が主催する研修ツアーへの参加でした。


いま、住まいをめぐって、世界中で共通した現象が起こっています。それは伝統的な住居の形態、先祖から受け継がれてきた地域に特有の暮らし方から、労働の変化、家族制度の変化も伴って、人々が遠ざけられ、都市化、近代化するもとでの新しい住まい方のなかで、幸せになるはずが、家族関係が分断したり、崩壊したり、本来、家族を守り育み、家族を幸せにするはずの「家」が、病理の温床になってきた、という現象です。


そんななかで、家族と住居問題を考える人々からいま、注目されているのが、モンゴル遊牧民の住居、ゲルです。


モンゴルは北はロシア、南は中国に接する広大な国土のほとんどが牧草地です。かつては、チンギス・ハーンが世界でもっとも広大な国を築いた遊牧民の国です。わすが面積の首都のウランバートルに人口の半数以上が住んでいますが、都市を少し離れると、緑の草原が延々とひろがり、牛、馬、羊、山羊の放牧で生計をたてる、遊牧民の生活がいまでも続いています。


そして、ゲルという移動式住居の住まいの形態が3000年前から、ほとんど変わることなく、いまもずーっと続いています。

もちろん、電力は必要なので、ソーラーパネルで発電した電気を蓄電し、夜はゲルのなかに灯りが灯り、携帯電話を充電し、洗濯機を使い、パラボラアンテナがあって、ゲルのなかにテレビがある家もあるようです。





年に数回、家畜が食べる新しい草原を求めて移動し、ゲルをたたんで、移動すると移動先でまた組み立てます。4人いれば1~2時間で組み立てられるそうです。


入り口は必ず南に面して設置し、二本の柱で支えて5枚の伸縮性のある壁で取り巻き、まわりを羊の毛のフェルトで覆います。暑いときは下をめくると風が通り、天窓を開けると太陽の光や満点の星空が望めます。真ん中に暖房と調理のためのストーブを設置し、入って正面奥が一家の主人(父親)の場所、右手が主婦(母親)の場所。左手が男の子、右側が女の子の場所と決まっています。



非常にシンプルですが、実に快適な暮らしなのだそうです。


そして、ここには家が本来もつべき、家族にとって大切な要素が詰まっているというのです……

(つづく)






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ウランバートル市内観光



最終日は、ウランバートル市内観光しました。

気温は17度ぐらい。


ザイサン・トルゴイは、モンゴルにとって第二次世界大戦時の戦勝記念碑。丘の上からウランバートル市内を一望することができます。

そう、見渡せる感じの盆地なのですが、ここにモンゴルの人口の約半分が暮らしています。



そして、あとは、延々とつづく牧草地なのですね。牛、馬、羊、ヤギが群れをなし、ゲルが点在する大地。南部のゴビ砂漠にはラクダもたくさんいます。



恐竜博物館の恐竜の化石は、ゴビ砂漠から出土したものです。
最強の肉食恐竜ティラノザウルスですね。

恐竜の卵の化石

なんとなく、ファリピンで食べた、アヒルの有精卵の茹で玉子、バーロットを思い出します……




まちの中心、スフバートル広場には、チンギスハーン。チンギス、オゴタイ、フビライの3ハーンが鎮座しています。馬に乗った像は革命家のスフバートル。

チンギスハーンというのはモンゴルの人にとって、精神の支え、心のなかに永遠に生き続ける神様のような存在なんだそうです。


ガンダン寺です。
モンゴルのお寺ってなんとなくチベットに雰囲気が似ているな、と思ったら、チベット仏教が主な宗教なのですね。
一回回すと、お経を一回あげたのと同じ功徳があると言われるマニ車はあちこちにありました。


国会議事堂近くのカシミアの工場直売、GOBIファクトリーで、カシミアのカーディガウンを買いました。
山羊の毛でできたカシミアは、薄手で、軽くて、あかたかい。一枚あると旅行などに便利です。買うのなら、モンゴルで!と思っていました。
日本で買う半額で、ウランバートルのデパートよりお安く、品揃えも豊富!



※まだ少し報告が続きますが、今夜、無事、日本に戻りました!


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ゲルと別れ、大草原を疾走



サンベェーノ……こんにちは
バエルッサ……ありがとう

……ぐらいは言えるようになりました。
そして、ゲルに入るときに、ようやく玄関で頭を打たなくなった頃に……


ゲルキャンプとはお別れです。
本当はここでもう一泊するつもりだったのですが、海外からの日本への帰国の条件が、72時間以内のPCR検査陰性証明の提出なので、ウランバートルの病院で検査を受けるため、朝、トンヘル村を出ると、草原のアップダウンのする道をひたすら走り、今度は車の天井でいやと言うほど頭を打ちつけながら……
ウランバートルに戻ってきました。

セレンゲ県とウランバートルの県境

道中では水溜まりに阻まれ…

道いっぱいに広がる牛の群れに阻まれ…

ようやくウランバートルに戻りました。
パスポートを提出し、検査を受ける


こ褒美は、美味しいお昼ごはん!


そして、デパートで買い物……

社会主義時代は国営だったという、ウランバートルでは老舗のデパートです。

岩塩とチョコレートを買いました。

明日は市内観光をします!





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草原で遊牧民にあこがれて



モンゴル、ロシア国境に近いトンヘル村のゲルキャンプ2日目。
今日は朝ごはんを食べたら…

手前のバター?チーズ?(生湯葉の牛乳バージョンのような感じです)をパンにつけてたべるのですが、これがすごく美味しい!

ミニゲルの組み立て体験。
ゲルはバラバラにすると馬に積むことができるほどコンパクトなのに、いったん組み立てると、土の上に置いているだけで、とても安定していて居住性のある遊牧民の移動式住居です。

そとあと、キャンプ村からさらに1時間ほど車で行った草原のある一軒のゲル(おうち)を訪ね、馬乳酒やお菓子をごちそうになり、そのあと草原での乗馬体験!



モンゴル人は「立って歩くより先に馬に乗る。馬の上で育つ」、と言われています。
私たちを伴走し、安全に乗馬を指導してくれたのも、半数は小学校高学年ぐらいの年齢の少年たちでした。


川を渡ったりして、1時間以上、移動しました。




キャンプ村に戻って来て、ご飯。


お肉と野菜がたっぷり入ったりスープは定番で、今日のメインはひき肉のうえにマッシュポテトを重ねて上にキャベツやキュウリの酢漬けを乗せたもの。
ロシアのお料理に近いな、と感じました。


残念ながら、雲があったのと、月が明るすぎて、満天の星空、とはいかなかったけれど、日本でみるのとは比べ物にならないほどで、人工衛星も確認できました!





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トンヘル村のキヤンプ




ウランバートル到着の夜に泊まったのは市内のバヤングルホテル。ちょっと年数が経っており、少し旧式ですが、基本的にいいホテルでした!

朝のバイキングが最高!
乳製品がおいしい!牛乳、ヨーグルト、それにモンゴルはモンゴリアンチーズというチーズも美味しいのですね!
ワイルドなベーコンも肉食の国らしい。

お腹がいっぱいになった一行が向かったのは、ウランバートルの鉄道駅です。


ロシアが第二次世界後、日本人捕虜の強制労働で建設した鉄道だと言われています。

ウランバートルを出発すると、車窓の風景は、ほどなく牧草地帯になり、それが延々と続きました。


約4時間でトンヘル村駅に到着。


駅前からの送迎の車にはモンゴリアン何人かと乗り合わせました。


今夜はゲルに泊まります。

夜はまさかの8月のストーブ!でした。



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