この話を書く度に思うこと。

…聖、なんかいい人だね!←

「あの日の約束」を含め、私って聖を登場させるの楽しいのかも…(^◇^;)

とか思いつつw

100話まであと14話!と言いましたよね。

連休明けから、2回更新になっていく…カモ|д゚)←

ちなみに100話記念企画は、突破してから時間がかかりそうです(((;°▽°))

(まだ準備が…w)




『お前で良かったよ。頼りにしてるからな』

ーほんとは嬉しいはずなのに。

その言葉は、あたしの心に突き刺さっていった。。

聖の言葉に何て返したらいいか分からなくて、あたしはただ頷くだけ。

しばらくの、沈黙。

他のお客さんの声が遠くに聞こえる気がしてきた頃。

「じゃあ俺は戻るからなー」って聖の言葉が沈黙を破った。

帰り際、あたしの肩にポンと手を置いて

「また報告を頼むわ」って。

「うん、分かった」明るく答えたつもりだったけど、声が沈んでたのかな。

「お前が元気じゃないと、青治が悲しむだろ?

あ、そうだ。青治にお前らの事、言っておいた方がいいか?」

って…「何を言い出すのかと思えば、こんのバカ聖!」

たとえ捜査のためだから!って言っても、

お兄ちゃんは納得してくれないだろうし。

それに、、この隣で涼しげな顔でコーヒー飲んでる奴が何を言うか分からないし!

その証拠に、にっこり笑って「別にいいじゃないですかー」って。

そんなあたしの気持ちが伝わったのか、苦笑いで「こっちに火の粉が掛かるのも面倒だからなー」って。

「…ま、お前も元気になったし、いいか」ってボソっと言ったの、聞こえてるよ?

「あーそうだそうだ。大事なことを忘れてた」

「ケータイ、しっかり持ち歩け。あとメールは早めに見ておいた方がいいぞー」

「ケータイを持ち歩く…?メールってどう言う意味よ!」

そう言ったけど、聖は手をヒラヒラとさせながら「見れば分かる」としか言わなくて。

そのまま伝票を持ってレジに向かって行った。

…聖に貸しを作ったことに、後から気がついたあたし達だった。





「それじゃあ、そろそろ僕たちも帰りましょうか」

「うん…」

「あ、ケータイはお返ししますねー」

「うん…ん?」

ポケットから出したのはあたしのケータイ。

そう言えば、あの日に無くしてから使ってない…って、「あんたが持ってたわけ?!」

「返そうと思ってたんですけどねー。

あ、あとずっとバイブが鳴ってて…」

陵の言葉を最後まで聞くまもなく、慌ててケータイを受け取る。

開いてみると…

「やばっお兄ちゃんからの電話とメールが…」

不在着信:13件

未読メール:15件

そう言えば、金曜日ってお兄ちゃんが帰って来る日なんだっけ…。

メールの内容は開かなくても大体分かるけど、、と思いながら1番新しいメールを開く。

『未来、どこにいるんだ!

家出…じゃないよな、お兄ちゃんは待ってるからな!』

・・・・・・あたし、家出したことになってるし!

うぅ…。まさか仕事で探偵事務所に乗り込んで、そのまま泊まってた。

ましてや陵と一緒だったなんて、、バレたら大変な事になるよね。

お兄ちゃんがあたしのこと、大切にしてくれるのは嬉しいし、とっても優しいのは本当で。

でも怒ると、ものすんごーく怖いのも本当なわけで…。

ーそう言えば、陵って探偵だよね?

探偵の仕事っていえば…。

1つだけ方法が思いついたけど、これが成功するか分からなくて。

でも…一カバチかだけど、やってみるしかないよね。

お店の出口に差し掛かった時、そっと服の袖を掴む。

「あのさ、お願いがあるんだけど…」

ー潜入捜査より危険な現場に突入です。

続く*