
竹中さんは、慶應義塾大学で教授を勤めたり、金融担当大臣などを勤めたり、かなりご活躍されています

ちなみに竹中さんの公式サイトは下記のとおりです

こちらから面談や取材申し込みなんかもできるみたいです

僕みたいな一般人は無縁かもしれませんが・・・

■書籍:竹中教授のみんなの経済学
■公式サイト:竹中平蔵公式ウェブサイト
さて、本書ですが、、、
竹中さんが読者に対して経済を身近なものに感じてもらうために書かれたようです。
ということで、、、
ある一般的な家庭において、「父・母・姉・兄・祖母」のそれぞれの立場から身近な「経済」について書かれています。
Amazonなら安く売ってるので(\1とか・・・)、経済ってなんだかとっつきにくいと思っている方にはおすすめかもしれません

では肝心の内容に入りましょう。。。
まず、所得が増えるほど税金の利率が増えていく累進課税という仕組みについてです。
380万円程度までは所得税がゼロになるのですが、これをちょっとでも超えるといきなり重い税金がかかってきます

さらに、所得2000万クラスの人を対象にして1998年までの数字を元に算出すると、最高で65%も税金でもっていかれるそうです。
1/3しか手元に入らない計算です。。。
それをもとに家を買って子供に相続すると、今度は相続税で70%もとられるというおまけ付き。。。
たくさん働いた割には収入が増えないのですから、働く意欲もなくなりますよ

次に海外貿易の話しです。
発展途上の貧しい国が成長していくには、輸入・輸出も重要なのですが、まず農業によって生産性を高めるのが重要なのだそうです

その次は、繊維などの消費者に近い商品から生産性を高めていき、鉄などの工業製品へと移行するのがいいようです。
これは、経済発展の度合いに応じて一番必要とされるものを順次そろえていこうという考えです。
確かに近年の中国を見ると、まず中国農産物やユニクロなんかの繊維が海外で注目され、今は車(鉄)のマーケットとして非常に注目を集めています。
ここで輸入・輸出の観点で考えると、、、
まず海外から援助物資で送られるようなものを自国で生産します。
つまり、輸入していたものを自国生産に置き換えます。(=輸入代替)
次に自国で生産したものにグローバルな競争力をつけて、他国間で流通しているものを置き換えます。(=輸出代替)
この「輸入代替→輸出代替」という流れこそ自国成長の王道パターンのようです

このほかにも紹介しきれませんが、「IT革命の経済影響」やら「年金問題」やらについて書かれてました。
どれも身近な話題であるからこそ興味を引かれる内容が多くて、少し前の書籍なのに非常に面白かったです。
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