
今度社内の研修でUMLについて学ぶので、予習のつもりでこの本を読みました

私は今までUMLを使う機会がなかったのですが、皆さんはどうでしょうか

本書では、セミナー的な部分と教科書的な部分が混じっています。
一般的な知識だけがまとめられている書籍と違って、受講生のモデルに講師が指摘している部分などがあり、考えながら読むことで使える知識を身につけることができると思います

自分はどんどん読み進めてしまったので、いまいちだったかなぁと少し後悔してます

すいすい習得 UMLモデリング (豆蔵セミナーライブオンテキスト (2))/岡村 敦彦

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まず最初にモデリングで重要な考え方が2つあります。
①モデル作成者の視点
→作成者のフィルターを通した結果がモデルに表現されます
このフィルターを意識することが重要になります
②"要件"-"仕様"のトレーサビリティ
→この"仕様"は、どの"要件"から発生したのかといった記録を残すことができます
要件変更などに対応しやすくなります
本書を元にUMLにおける下記3図のポイントをまとめます。
UMLになじみの無い方にはちょっとわかりにくいかと思いますが、ご了承ください。
■ユースケース図
ユーザーの視点で「何が大切なのか?」を考える
システム化の範囲、目的を定める
■オブジェクト図
具体名で記述
モノ、コト、バ(場)に着目してまとめる
オブジェクト間に関係性があれば、線を引いてリンクする
■クラス図
オブジェクト図のオブジェクトを概念化(クラス化)する
関連を表す(汎化、集約など)
ただし、汎化などは多用せずにシンプルに表す方がBetter
役割、多重度などを付け足す
また、UMLを使いこなすには、図を描くスキルだけではなく重要なのは「本質化能力」と「推敲力」だそうです

「本質化能力」とは、本質を見抜ける力です。
お客さんから数多くあがってくる要件の中で本質的に重要なのは何なのか?を見出せる能力が重要なようです。
「推敲力」とは、作成したモデルを見直し、適宜修正できる力です。
そもそも、"推敲"という言葉の意味は、文章などを何度も練り直すことです。
想像してみてください。
もう少しで完成するときに要件が変わったりして新たな仕様が追加された。。。
こんな時、皆さんも経験があるかと思いますが、「追加された機能をどこに組み込めばいいか?」「その際の影響範囲はどこか?」「というか期日に間に合うのか??」といったことで頭を悩まされるケースは多いと思います。
こういった不測の事態にも対処できるように、システム構成は柔軟に組み替えられるようにしておきたいものです。
あらゆる事態に備えるためにも、モデルは一度作り上げて満足するのではなく、繰り返し検討してよりよいモデルへと練り上げていってください

表現方法という観点では最近注目されているマインドマップなども参考になるかもしれません。
よろしければ、こちらの記事もご参照ください

◆マインドマップが本当に使いこなせる本
◆人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考





