声をかける勇気 | book cafe TREE blog

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先日の月曜日 池袋に向かう途中、

人身事故の為電車は混雑

ノロノロ運転。

通勤の人  学生さん。



そんな中、赤ちゃんを抱いたお母さんが乗って来ました。
とても座れる余裕のない車内。

でも運良く 少ししてからドア付近に座っていた人が降り、やっと座れた赤ちゃんとお母さん。


混雑した電車の中は座りごこちが悪いのでしょう、アンパンマンのリュックを背負っていた赤ちゃんはぐずり始めました。
眠いのも重なっているみたいで、かなり大きな泣き声で



満員電車の中に響きわたりました。


母親の心境を思うと、たまりません。


なかなか泣き止みません…



私は斜め前のつり革につかまっていました。


何かしてあげたい


でも どうしたら…



赤ちゃんのお母さんはギュッと目をただただ
つむり
じっと  耐えてました。


こんな時はその場の雰囲気を変えるのが一番かな?

そう思った私は




大泣きしてらいた赤ちゃんに声をかけてみました。


赤ちゃんの顔の近くに寄り
声をかけました。


よしよし    眠いのかな? ^ ^

もう少しだから頑張ろうね。



そんなような事を言った瞬間


赤ちゃんはピタッと泣き止みました。


とても意外で 私もびっくりしました。



お母さんの表情も和らぎ

周りの人たちの和らいだ空気を感じました。



その後から


赤ちゃんの目の前の立っていたご婦人が、
泣いて鼻水でぐちゃぐちゃだった鼻を拭いてあげ、
その隣のいた女性も、母親に声をかけだしました。
私も同じ位の子供がいて大変ですよね〜
とか、、、


良かった



本当に良かった



それからは赤ちゃんは落ち着いて
もう泣きませんでした。



あ、あ



もっと早くに勇気を出していたら

もっと、赤ちゃんもお母さんも長く苦痛を感じなくて済んだのにと思いました。



自分がされたら嬉しいことは
積極的にしたり


自分がされたら嫌なことは
やってはいけない


そんな事を改めて感じた1日でした。



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