火山に関連する世界遺産 文化遺産と自然遺産があります

★「ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの考古地区」(1997/2023変更 文化遺産 イタリア)
紀元79年ヴェスヴィオ山の噴火により
火山灰に埋没したポンペイは
16世紀偶然発見され
現在でも発掘が続けられています
2023年 ピザに似た料理が描かれた壁画が見つかったそうです

広場、市場、神殿、市庁舎、野外劇場、公共浴場、給水設備
中庭にある「外科医の家」が残っています
エルコラーノは高級リゾート地であったようで彫刻やモザイク、絵画が良い
状態だそうです
オプロンティスのヴィッラ(別荘)が発見されました



★「ガラホナイ国立公園」(1986年 自然遺産 スペイン)
イベリア半島から南西に浮かぶカナリア諸島ゴメラ島にあります

約6500万から200万年前まで似た環境が保たれていて ガラホイ山を中心とした霧の島は1年を通じて気候が一定で
ゲッケイジュ株が密生しています
植物相の約7割が固有種です



★「テイデ国立公園」(2007年 自然遺産 スペイン)
スペイン領カナリア諸島テネリフェ島にあり スペイン最高峰テイデ山(3718メートル)を中心としています
火山とラス・カニャダスの断層や山肌の多彩な色調、雲海が景観を作っているようです



★「タフテ・ソレイマーン」(2003年 文化遺産 イラン)
イラン北西部にあり「ソロモン王の王座」を意味するゾロアスター教の聖地跡です
ゾロアスター教は火を神聖視します
3世紀に国教とし 火山帯を祭祀をする
拝火壇(アザル・ゴシュナスブ)とみなしたようです



★「ハード島とマクドナルド諸島」(1997年 オーストラリア)
南極大陸から1700キロメートルのハード島は亜南極圏唯一の活火山島で
2745メートルのマウソン山がそびえます
島全体が氷河のため 数種の草やコケ類に限られます
アザラシ、ペンギン、アホウドリが繁殖しています