世界遺産で文化遺産ではあるけれど
自然環境の恩恵を受けている
文化的景観という価値が認められた遺産で
ヨーロッパ以外の例は

★「アル・アハサ・オアシス:進化する文化的景観」(2018年サウジアラビア)
アラビア半島東部に位置し
新石器時代から数千年人類が定住しています
庭園、運河、泉、井戸、灌漑用湖 歴史的建造物など12の構成遺産があります
現在も約250万本のナツメヤシが生息する世界最大のオアシスだそうです

★「マトボの丘群」(2003年ジンバブエ)
花崗岩の奇岩が点在していて
岩壁や洞窟にはサン族が描いたらしい
動物の壁画が残っているそうです
1万3000年前から描かれ変化もわかるそうです
祖先の霊を祀り住居にもしていたようです

★「ライティング・オン・ストーン/アイシナイビ」(2019年カナダ)
北米のグレートブレーンズの北端の
ミルク川渓谷に位置する州立公園で
円柱状の岩 フードゥーがあります

先住民ブラックフット族の言葉で「描かれた」という意味で
紀元前4000年から20世紀まで
砂岩の壁に多くの彫刻、絵画などロックアートが残るそうです