世界遺産の文化的景観は
1990年(1993年拡大)登録の
ニュージーランドのトンガリロ国立公園で 初めて認められたそうです
★「シントラの文化的景観」(1995年ポルトガル)は 豊かな自然と独自の建築が調和する景観です
12世紀半ばキリスト教徒の街でポルトガル王族が離宮を置いたようです
街の中心の王宮は15から16世紀ムハデル様式のタイル(アズレージョ)や
後期ゴシック様式の特徴が見られるといいます
1840年頃 フェルディナンド2世が
修道院を改築し ペナ宮殿を ゴシック、ルネッサンス、イスラム洋式を混在させ19世紀のロマン主義の代表的な建物を建てたそうです
18世紀から19世紀 イギリスの富豪たちが別荘を立てたようです
★「ロワール渓谷:シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまで」(2000年/2017年拡大 フランス)
ロワール川流域の渓谷周辺には ルネサンス様式の城館が点在します
私も数日城を巡ったことがあります
庭やブドウ畑もあり
ルネサンスを経て近世の啓蒙主義ヘの
思想的変遷が見られるという
★「ディヤルバクル要塞とヘヴセル庭園群の文化的景観」(2015年トルコ)
ティグリス川上流の斜面に位置し
ヘレニズム時代から現在に至るまで
アミダ土塁、城や門 壁 庭ほか
など関係しているのです63の構成遺産があるそうです
食糧と水を都市に供給する
チグリス川流域が関係するようです