世界遺産遺産は基準⑦から⑩は自然遺産ですが
基準⑦ 優れた自然美だけで登録された3つの例は

★「ウニアンガ湖群」(2012年チャド)はチャドの北部の乾燥帯にあって
つながりのある18の湖から構成されています
青、緑、赤色などを見せる湖と
周辺の砂岩、砂丘、ヤシの木が美しい

塩湖、超塩湖、淡水湖からなるそうです
「大ウニアンガ」ウニアンガ・ケビル群に4の湖
「小ウニアンガ」ウニアンガ・スリ群に14の湖でテリ湖は独自の水文システムで塩化が防がれているという

地下水は約1万1700年前から2700年前に蓄えられ ほとんど水位の変化がないといいます



★「九寨溝(きゅうさいこう):歴史的・景観的重要地区」(1992年中国)

は岷山(びんざん)山脈の3つの渓谷、湖沼、瀑布の景勝地です

チベット族の村落「塞」が9つあるのでこの名前だそうです

五花海(ごかかい)の水は石灰岩地層の湧き水で 青やオレンジの反射で
まるで神話や童話の世界のようです

ここはジャイアントパンダの保護区の1つでもあります


★「オオカバマダラ蝶生物圏保護地域」(2008年 メキシコ)は
北米から南下してくるオオカバマダラ蝶の越冬地だそうです

秋ごろに木々をオレンジ色に染め
年によっては10億を超える場合もあるそうです
春になるとカナダ東部へわたり
秋に再び訪れ4世代にわたる世代交代があるという