法隆寺の南大門の前に

台石がありました
形は何に見えますか?
鯛石と呼ばれています
私の影が写り込んでいますが

法隆寺の7不思議の1つに
〝どんなに大洪水があっても
ここまで水があがってこなかった〟
と言われています




南大門(室町時代)を入ると
土塀が続きます
土塀の断面は台形で
安定するように作られているようです



塀の上に上下門と
貴人の出入りする唐門が
設けられています






西院伽藍の入口に
中門(飛鳥時代)があります

伽藍配置図の
ピンク色が国宝で 
紫色が重要文化財です
法隆寺は国宝が39件で
日本で一番多いそうです


境内で桜のお花見もできそうです


中門で存在感を放っていたのが
左右の塑像の金剛力士像(奈良時代)です
血管の浮き出た足もリアルでした







柱の中程が膨らみを帯びるように
作られたエンタシスは
存在感がありました


廻廊の軒 組物 などは
飛鳥建築の粋だといいます

連子窓(れんじまど)はひし形の角材で 風通しがよく 外の半分の景色が見える状態は 
伽藍全体に閉塞感のない雰囲気を
つくっていました




西院伽藍の西にある
八角形の建物西円堂は
見えませんでしたが
ガイドの方が2時間ごとに鳴らされる鐘はここで鳴らされていると
教えて下さいました

10時の音が聞こえてきました

金堂と五重塔の内部は
一部観覧できましたが
撮影は禁止になっていました