「おいしいコーヒーの真実」 より
※こちらのサイトに出てくる数字はイギリス国内で調査されたデータに基づくものです。


知っていますか?
私たちがカフェで飲む、コーヒー1杯(平均で)419円のうち、
一体いくらコーヒー農園に支払われているか。


たった1.7円です。


内訳はこうです。
・コーヒー農園 0.4%
・流通・輸出業者 0.5%
・輸入・焙煎・小売業者 8.2%
・カフェ 90.9%


国際コーヒー協定が破綻して以来、

コーヒー豆は30年前の価格にまで落ち込みました。
世界のコーヒー豆の価格は、

イギリスやニューヨークの商取引所で決定されます。
その価格は、コーヒー大国ブラジルの収穫量や天候、
そして、投機家たちの行動によって変動するそうです。
小国の収穫量や生産者たちの必要性など、

国際価格にはまったく反映されません。

そうやって、安く搾取されていった結果、

コーヒー農民たちは貧窮にあえぎ、
子どもたちは学校に行けず、

ろくに食べることすら出来なくなりました。


コーヒー発祥の地、そして高品質な豆を産出することで

知られているエチオピアでは、
現在700万人が緊急食糧援助を受けています。
5人に1人が、コーヒーで生計を立てているのだそうです。
ドキュメンタリーの中で、配給待ちのお父さんが話していました。
「働いても働いても自立することができないって事を、
子どもたちに教えているようなものだ」


何十億という人が、毎日飲むコーヒー。
なのに、その豆を作っている多くの農家が困窮する、

不公正な貿易のシステム。


アフリカの貿易シェア(取り分)が1パーセント増えれば、
年間700億ドルを創出できるのだそうです。
それは、アフリカ全体が受け取っている援助額の5倍に相当します。
アフリカに本当に必要なのは、援助という「お恵み」ではなく、
自立するためのプログラム。
そして、それを実現させることができるのは、
先進国で暮らす私たち消費者です。


コーヒーだけではありません。
アフリカだけの話でもありません。
南米のコーヒー農家は、「売ればマイナス」になるほど深刻な状況だそうです。






         私たちにできること


★少し余裕のあるときは、「フェアトレード(公正な取引)製品」を選びましょう。
★カフェでコーヒー(または紅茶)を飲むとき、「フェアトレード」製品や、
 環境に優しい「シェードグロウン(日陰栽培)」製品を注文しましょう。

(見当たらないときは、店員さんに訊いてみましょう)