当たり前のように過ぎていく普通の毎日。
これは当たり前でも普通でも日常でも現実でもなんでもない。
その暮らしこそが「夢」だとオレは思う。

じゃあ現実って何?
それは生まれる前は存在すらなかったってこと。
いつか必ず死ぬってこと。

母方のおじいさんが急性白血病になった。
早ければ三週間。
薬が効いて三年。

いろんなことが頭を巡って、目のあたりがじわっと熱くなった。
いつかこういう日が来るとわかっていたのに。
もっと会いに行っておけば良かった。

出来る限りお見舞いに行こう。

ラジオ、古すぎて聞きづらそうだから新しいのを買って会いに行くよ。

いつも優しくて純朴なおじいさん。
会えば「飲め」「休め」とオレのことばかり考えてくれる。

一度目は脳梗塞、今回は白血病。
倒れるまで我慢してたおじいさん。

謝りたいことやお礼を言いたいことばかり。
オレに何が出来るだろう。

そもそも嘘をつくのが嫌いなオレが「悪い風邪をひいたんだよ」なんて、どんな顔して言っているのか。
三流な俳優もいいところだ。

最近はLUNKHEADの「vivo」を聴いて、生きることの答えばかり探してる。
今月一日から店長代理をしています。
「店長」が店舗にいないので、実質店長です。

入社してから三ヶ月半で研修生→店長代理。
正直二年後、早くて一年後ならうまくやる自信はあります。
でも、いくらなんでも早すぎでは…。

社長からは「一ヶ月の残業が30時間越えないようにね」と念を押されたものの、先月30日から昨日までの五日間で残業37時間。
毎日開店前~ほたるの光が流れた後までいました。

仕事を残して帰れない性格だから。
タイムカードを押してから残って延々と仕事。
さらに家でも仕事。

おかげで家族サービスができず、不協和音が聞こえます。
申し訳ない。

高校野球で、エースが連投して肩を壊してプロの夢を絶たれる。
そんなよくあるパターン。
今月いっぱいがんばれたらきっとレベル99になります。
壊れずに乗り越えます。

超神水を飲んだ悟空になれ。
欲しがりません、勝つまでは。


やたら物分かりの良い女子が来店した。
19歳くらい(近所の大学生か)、黒髪ショート、赤ふちメガネ、やせぎみ、男連れ。
どこで作成したのか見たこともないTカードを取り出しレンタル希望してきたが、ポイント機能のみでレンタル機能がついてないので利用できない旨を伝える。
裏にレンタル有効期限書いてないですよね?
(ちなみにWカード、Tカードプラスは自動更新なので有効期限なし)
「なるほど」
本日200円でレンタル利用登録されますか?
「はい」
免許証などご本人様確認できる書類はお持ちですか?
「保険証ならあります」
申し訳ございません。保険証の場合、住所確認できる書類が別に必要となります。保険、年金、電気ガス水道など公共料金の領収書などです。
「なるほど」
携帯電話の領収書でも良いです。
「なるほど。学生証じゃだめですか?」
住所書かれていますか?
「書かれていません」
正しい住所の確認・登録が出来ないと貸し出しが出来ません。
「なるほど。じゃあいいです。」
ありがとうございました。またご利用くださいませ。

こんなくだりの接客をした後、帰り際彼女が彼氏につぶやいた言葉。
「わけわかんねー」

知ったかぶりだったんかーい!!
どこぞの誰とも知れない奴に自分の財産を貸せますか?
お前に貸すCDはねぇ!!