ベースといっても超絶テクニックがあればいいというものでもないので今日は歌心あるベーシスト Carl Radle を取り上げようと思います。

 

 

カール・レイドルと言えば1970年代にエリック・クラプトンと一緒にプレイしていたベーシストです。特に DEREK AND THE DOMINOS の "Layla And Other Assorted Love Songs" でのプレイは2枚組の大作とあって歌心にあふれているプレイでお腹いっぱいになるほど。どの曲も素晴らしい演奏ですが今日は "Bell Bottom Blues" を取り上げてみました。

けっして目立つプレイではないのですが、ベースだけをずっと聴いているとこれが実に楽しい。アルコール&ドラッグまみれの人だったようですが(それらの影響で37歳で亡くなってます)、そういう人がどうやったらこういうフレーズを思いつくのでしょうか。もし、僕がベーシストになることができるのならこの人のようなプレイを目指したいなあ。

エリック・クラプトンの交友関係から参加したジョージ・ハリソンのこの曲でもベース弾いてるんですよね。今日は特別にこの曲も聴いてみてね。"What Is Life" です。