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僕らの心は石ではないのです。
石はいつか崩れ落ちるかもしれない。
姿かたちを失うかもしれない。
でも心は崩れません。
僕らは そのかたちなきものを、
善きものであれ、悪しきものであれ、
どこまでも伝えあうことができるのです。
生きてゆく
こと
理不尽なさまざまとの
戦いで
思い通りにならないことの方が
簡単で
異なる 無邪気な 違う価値観に
胸は つまり
言葉は 彷徨い
彼の結界が
さらに靭く 尊くなるように と願い
自然の脅威の前に
わたし には
祈り しか捧げるものはなく
でも
それでも
生きて
ゆかなくちゃ
恐怖も
慟哭も
絶望も
引き受けて
誠意 だけを心に
