例えば癌などによる死であるとか、事故などで障がいが発生するなどの受け入れがたいものを受け入れざるを得ないとき、その心理段階を5つにわけた、キューブラー・ロスの「死の受容の5段階モデル」というのがある。





覚醒に向かう段階もこれに似たようなものがあって、何かに抗いながら、それでも受け入れていくみたいな段階を踏む。

5つの段階は次のとおりです。

否認(Denial)

怒り(Anger)

取引(Bargaining)

抑うつ(Depression)

 受容(Acceptance)


個人差があり、速度や順番が変わったり、行きつ戻りつもあったりするけれど、この段階全てが必要不可欠であるとされている。

魂意識に向かうことは、ある意味肉体意識としては死を受け入れるのと同じかもしれない。

小さな死を受け入れていきながら、大きな死を受け入れる。取引あたりまでは希望があったりするのだけど、抑うつあたりで希望はついえる。

魂意識に触れたとき、そこでは愛と受容に包まれて全てが可能だと知るのに、いつしか希望が消え失せ不可能を思い知るのだ。
このでかいのを魂の夜と言う。


受容はそれらの段階を経て生まれる。


どの段階も必要不可欠。
早い方がいいというわけでもないし、軽い方がいいというわけでもない。早く軽く済ませると深度が浅かったりもするのでね。

一見すごく早く見える人も、そのサイクルに入ってから二、三転生目ということもあるしね。


まぁ、そんな感じです。