私がよく観ている動画には、けっこう明白な傾向があって、ゲーム実況、精神科系、犯罪系です。もちろん箸休めもあるけど。


で、幼少期の身近な歩いていける環境にそれらがありました。隣が精神病院、商売をしていたので患者さんたちはお客さんとして来ます。

年に二回ほど閉鎖病棟の方たちも父の喫茶店に来てましたし、そのときは私も手伝いに駆り出されます。


我が家の敷地を町に売ったところに駐在所がありました。そこの奥さんと母がなかよしで、私もちょくちょく遊びに行ってましたし、お裾分けの配達もよくしてました。今私が住んでいるのは駐在の跡地です。


少し離れたところに、医療少年院があって職員の息子さんと、私を含む近所のガキんちょどもがなかよしになって、これまたよく遊びに行ってました。子供が「ショウネンイン行ってくるー」ってあんまないですよね…。


病院の敷地は広くて高低差があり、柵などで囲っておらず、院長のお屋敷や職員の住まいもあるというちょっとしたダンジョンみたいで、子供達の格好の遊び場でした。鬼ごっこやかくれんぼ、セミとりなんかもしてましたね。

毎朝の登校時にはある患者さんが鉄格子をつかみながら「岸田屋さーーん、おはよー!」と挨拶してきててました。私たちもなにぶん子供なので「ばーかばーか」といいながらジェスチャーでやりとりする毎日。


閉鎖病棟には個室から出られない人たちがいて、真夏の暑い日なんかは叫び声がきこえてきたりとかありました。季節の変わり目にはそわそわする患者さんの中に自殺者も出てましたし、一度だけですが殺傷事件もありました。原因はチャンネル争いです。


病院にはジュースの配達もしてたので、院内の鍵のかかった扉の前までははいってました。

入退院を繰り返す人もいれば、中で一生を終える人もいます。もちろん、短期入院ですんだ人もいるでしょう。患者さんたち、職員の人たちは、私の生活に日常的に関わっていました。


少年院は結核の少年受刑者がいて、窓に鉄格子はあるものの敷地を囲む柵がなく、ひらけたものでした。まぁそれで大規模な脱走事件なんかもあったそうだけど。そりゃそうよな。こちらは結核の終息と共に閉院しました。

今、事件解説でよく見てるチャンネルは元少年院にお勤めの方です。


これはやや、というかかなり偏りのある生育環境。特に病院は隣というより我が家をコの字にぐるりと囲んでるような感じで、病院敷地内に我が家があるみたいなもんです。


いかに彼らと共存するかをずっと無意識に考えていました。ときに彼らのイカれた思考が、周りを傷つけ、何より自分自身も傷つけることに、私は少なからず痛みを感じていました。

私の中にあった一番大きな恐れがそれです。


それが分かるということは、私の中にその狂気があるということです。そして遅ればせながら解ったのが母のASDです。ということは、もちろん私にもその傾向があります。おそらくADHDが優位だとは思ってるんですが、一度ちゃんと診察してもらおうかな。


母はストーカーの気質も持っています。私が男性と会っているのではないかと不安になると、よく鬼電かけてきてました。彼氏に送ってもらってる車内にいたときに、すれ違う車に般若の形相で運転する母を見たときは、心底ぞっとしました。毎晩トイレに起きるたびに、私の仕事場をチェックしてましたし、私の日記を盗み読みしてました。もちろん不審を感じたらすっ飛んできます。

これらは紛れもないストーカー行為。もし親子という関係性でなく男女の関係だったら、彼女は私を刺したかもしれない。お縄ですよ、こんなん。


それでも私の友人を含む周りからみたら、母は娘思いのいじらしいお母さんに映るんです。


要するに、これが私のテーマってことなんでしょうね。これだけ揃えてるんだから。まぁ、私が見てるこの世界は私がつくってるわけなので、責任もあるわけです。今後の社会の在り方というかね、どう意図するかですよね。



というわけで、スピリチュアルから見たそういう世界の構造やらを解説していきたいと思います。