時間という概念は存在する。

過去から未来へと続く後戻りできない時間の流れという、

直線の上を歩いている気がする。

 

ある意識領域へ行くと、

時間は本当にないのだ!とわかる。

それは、地球の集合意識を抜けた先、

宇宙意識に触れる所だ。

 

あのしてやられた感はほんとに笑うしかない。

 

ちょっと待て、

学校で習った歴史はなんだったのか!

と、問う瞬間に、

それもまた今この瞬間にある意識なのだとわかる。

なんという大掛かりなトリック。

過去を示すなにかが目の前にあっても、

過去そのものは意識の中にしかない。

 

未来がイメージの中にしかないのと同じように。

 

時間は起承転結の順番に流れている気がするが、

実際のところ、結・起承転という感じで一瞬で展開される。

 

 

 

夢でこんな体験をしたことがある。

 

雰囲気の良い場所で恋人といい雰囲気になっている。

会話を交わし、肌に触れ、キスを交わす。

 

え?!あれ?そのキスはどうなのという、

雰囲気ぶち壊しのべろべろキス!?

 

はっと目を覚ますと犬にべろべろされていて、

どけやああああああ!!!という一連の流れ。

 

 

これは夢の中で、結・起承転が起こった瞬間だ。

 

犬になめられたその感触が、

一瞬でそれに至るそれらしい過去を作り上げた。

しかし体感的に時間の流れを感じながら。

 

 

 

これは夢の中でだけ起こる現象ではなく、

現実にも往々にしてこういうことがある。

というか、こういうことだらけだ。

 

まぁ、実感はしにくいけどね・・・・・。

没入感のなせる技。

 

 

 

 

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