いやねーーーー、
豆ちん、自力では全く立てなくなりましてね。
でちょっと前までは立たせてやれば、
まぁなんとか歩けて、トイレも行けてたんですが、
んー、
なんせ痩せたとはいえでかい犬なので、
まぁまぁな重さで。
なんか思い出したよね。
息子が赤ん坊の頃。
おしっこもうんちもさっき出した。
お腹も空いてない。
でも、泣き止まないっていうあの時を。
世のお母さんたちの多くが、
ほんとに参ってしまう夜泣き。
どうしろっちゅーねん、っていうあのイライラ感。
ほんとに、軽く殺意さえ湧くからね。
いまこのでかい犬をさ、
もう30分おきにトイレに連れてく労力たるや。
で、出るんだよね。
なら一回で全部出せや。
小出しにすんなや。
。
で、ああ、イライラしてんなと思って、
そのイライラは、息といっしょに吐き出して、
気持ちをリセットしといた。
子育てと介護あるあるだよね。
で、トイレ連れてって。
現実化は早くなってて、
望む現実は作りやすくなってるけど、
だからといって豆太が若返るのは、なくてもいいかなと思う。
自然に老化を辿り、
ろうそくが消えるように最後を迎える、
でいいかなと。
だとしたら、今私がいらないなと思うのは、
イライラし続けることだけだ。
えーーー、さっき行ったじゃーん、またーー?
って思いながら、せっせと連れてけばいいかなと。
子育てもほんとたいへんだけど、
だからといって、一瞬で成人すればいいってもんでもない。
ネガティブな感情も、
ポジティブな感情も、
そのときそのときに味わえばいいだけで、
実のところ長持ちしないものなのだ。
ああ、持ち続けてるなと思う感情は、
息と一緒に吐き出してしまおう。