さっきふと思い出したことがあったのでメモ。


私の知る限りにおいて、母以上に食の難しい人はいない。
好き嫌いが激しいということになるのだろうけど。


まず、馴染みのない食材はたいてい食べられない。
外国の料理はほとんどダメ。
(ニンニクの入っていない中華ならギリOK)
にんにくがまずNG。
日本以外の香辛料の類もまずNG。
でも市販のカレー粉はギリOK。
肉魚は苦手。
乳製品の類、チーズ、バターもNG。
インスタントやレトルトもNG。
パンも得意ではない。
柑橘系は特になんだけど、酸味のある果物がNG。
どうかしたら卵が生臭くてだめというときがある。
(体調にもよるらしい)

肉魚は母が料理すると大抵黒焦げ状態。
油もおちまくってカッスカス。
(くらいにすると自分がなんとか食べられるので)

にんにくはわずかな匂いもだめなので、外食も厳しい。
和食でもファミレスなどのはNG。

お寿司は巻き寿司といなりのみ。


なので外食は非常に限られる。

うどん屋や蕎麦屋ならなんとか行けるが、
回を重ねてもOKな店は限られる。

生活圏内で母の行ける蕎麦屋が一軒だけある。


当然のようにお酒は飲めない。




そんな母は、最近私に指摘されるまで、
自分には好き嫌いがないと思っていたそうだ。





母に関することでは2番目にびっくりしたことだった。




私の凝り性やマニアックさが、
母に映し出されるとそうなるのか・・・と思っている。