ちょっと久しぶりに仕事漬けです。

当初想定してたのの3倍ほどの量になって、
ややお疲れ気味キシダ・・・・。



イラストの仕事は2次元ですが、
その2次元に3次元のものを描くわけなので、
立体として把握してないと描けないものです。

更に言えば、その3次元物体を、
あらゆる角度から把握するためには、
4次元解釈ができてないと描けません。

要するに、描くものは単純な、
例えばマークのような象さんだとしても、
象の骨格と筋肉をある程度把握して、
脳内でスケルトンの象が自由に動かせないと、
ポーズの応用がきかなかったり、
どこをどう単純化してシンボルとして描き出すかが、
うまいこと見出せないわけです。


今回どうにもサクサク進まず、如何したことかと思ったら、
どうも立体としての把握がしっかりできてないとこからきてるようで。

脳を描いてるんですけどね・・・・。

他の臓器の何倍も複雑なので、なんだか妙に疲れます。
わかんないけどこのまま描いとけってわけにいかなくてね。
(あくまで個人的なこだわりではありますが)



それはさておき、実は前からけっこうぐっとくる脳の部位があって、
トルコ鞍っていうんですけどね。
下垂体がすっぽり収まるように頭蓋骨にあるくぼみのことなんですが、
これって知ってる人の割合ってどんなもんなんだろう。

案外常識だったりする?

どうなの?


人体ってほんとによくできてるんですが、
このトルコ鞍、と、下垂体よ。

もうどんだけ大事なのってくらい、
小さな下垂体だけのために、
骨がその小さなスペースをしっかり用意してんの。
もう特別扱いなのよ。

スピだと松果体松果体うるさいけど、
あれはひょこんってあるだけで、
とも持ちっていうかさ、宙ぶらりんというか、
意外と大事にされてないっていうか。

いや、大事だけどね。

下垂体が専用ふかふかベッドを用意されてるとすれば、
松果体はせんべい座布団並みといいますか。
まぁ、そのへん座っといて、みたいな。そんな扱い。

人体的にね。


下垂体だけなんだよねぇ。
あんな扱い受けてるのって。

まぁ、成長ホルモンとか分泌するとこなんで、
大事っちゃあ大事だけど、それにしてもの好待遇。

解せん。


のだが、あまりにかわいいのだ。