時折、胸がきゅうとすることがあります。

なんの脈絡もなく。
何かを思い出して、とかでなく。

切ないような、懐かしいような、愛おしいような、悲しいような。
もう戻らない大切な何かを思い出すときのような。
でも、何も思い出してない。

なんだろねあれ。

昔から稀にある。

そんな感情だけが、ふっと横切るけど、
あまりに一瞬で捉えきれずに、余韻だけが残る、みたいな。


むかーし三輪さんがそれを「恋の予感」とおっしゃっておりましたが、
私のはどうも違うようです。

夕暮れの工場地帯なんぞ思い起こすときと似た感じ。
いや、そんなところに佇んだことはないんですが。
村の盆踊りのような。
いつかどこかの、愛おしい時空。


いつも、なんだろなと思うのですが、
日常の雑事に紛れていきます。


今回のはお友達の記事に触発されたのかもしれない。


なんとか思い出せないかなと思っております。





(切ない というのは日本語特有の表現なんだってね)