最近youtubeをみてると、日本が海外から案外人気があるという類いの動画がある。

日本すげー、みたいなやつ。

ま、まぁまぁまぁ。

もちろん好意的なコメントを抜粋してるんだろうけど、
こういった意見はすなおに嬉しいなぁと。

で、そんななかで、日本から帰ったイギリス人が
「日本すげー」とまくしたてたコトのなかに、洗濯機と風呂があった。

「洗濯が終わると教えてくれるらしい!
どうやって教えてくれるんだ!聞きそびれた!」

うん。ぴーぴーぴーって教えてくれるよね。
教えてあげたい。ぴーぴーぴーだ。

「風呂も勝手にお湯が止まって、教えてくれるらしい!
これも聞きそびれた!どうやって教えてくれるんだ!」

うん。音楽のあとに「お風呂がわきました」って教えてくれるよね。
主に女性が。5分前にも声かけてくれるよね。
なんなら最初に「お湯はりをします」の案内まで。
つい「あ、おねがいします。」って言っちゃうやつ。

で、思い出したよね。

家をつくったとき、
「お湯は蛇口からじゃーじゃー出るのがいい!」って言ったら、
職人のみなさんに、軽くたしなめられた。

「あなた絶対、蛇口閉め忘れてお湯だだもれになるから。
 もったいないから、それ。
 あれはね、お金持ちの家がやることです。
 貧乏人は、ああいうのはだめですから。」

ああ、貧乏人は蛇口じゃーじゃーはだめなのかと。
あれは贅沢なことなのかと。
それでお湯はりのお姉さんに来ていただいたわけです。


でも今、この貧乏人仕様が海外から絶賛されてるわけで。


不思議なもんだなぁと思った次第。