親とか、親戚とか、麻雀をやる人が周りに多かった。

小さい頃のドンジャラくらいは私もやってたし、
とにかく父が麻雀好きで、
なんだか家ではよく夜になるとじゃらじゃらやっていた。

牌をかき回す感じとか、
積み上げる時の感じとか、
手元の牌の端っこのを、くるんこ、くるんこと回す感じとか、
牌を拾って手持ちの牌に入れる時のぱちんという音とか、

大人たちが毎晩のように繰り広げる麻雀大会を、
父の横にへばりついて、眺めていた記憶がある。

「これは何?」と父の牌を指差して聞くので、
周りのおじさんたちが、
「お、さとちゃん、全部きいてみ。」とはやし立てたりしていた。

夏には従兄弟2人が泊まりにきていて、
高学年になるかならないかくらいで、
従兄弟麻雀も繰り広げられていた。

私はどちらかというと観戦専門だったのだけど、
いつくらいから一緒にやり出したんだろう。
中学くらいかな。

家族麻雀もやっていたので、
父と母、兄と弟でメンツは足りていたんだけど、
母が参加できないと呼ばれていたのかもしれない。


当然だけど、家族麻雀の時はお金は賭けないが、
父は下手の横好きで、だいたいはカモにされていた。

弟はそういうゲームがとても上手で、
逆におじさんたちから巻き上げていた方だ。

後半は3人打ちが主流になっていた。
高得点が出やすいという理由から。

3人打ちは2役はないと上がれないので、
私はゲームの麻雀でも、なんとなく最低2役を意識している。

といっても、何がどう2役なのか、未だによくわかっていないし、
麻雀歴が長いわりに、相変わらず点数は数えられない。



ピグでも麻雀ができるようになったけど、



なんかアレ、遅すぎて疲れるよね?