世界の富裕層はオーストラリア、ドバイ、シンガポールに移住するというデーターが出ていますね。

数千人単位だから多いとは言えない。 順位で4番目に当たるアメリカは世界一裕福で、更に夢が

拡大する国です。 そのアメリカの中でもカリフォルニア州が一番経済力がある州です。

 

そのカリフォルニアからラスベガスに2020年以来4年間で158,000人が移住しています。

Nevada Department of Motor Vehiclesに自動車免許証を切り替えたデーターによるものです。

実際はもっと多いと思います。私の場合、ロサンゼルスにも家があったので免許の切り替えは1年後

だった。

 

カリフォルニアの人は何度もラスべガスに遊びに来ているのでラスベガスの文化、生活、経済、政治など

知り尽くしている筈です。 ラスべガスはロスの奥座敷と言われていました。 車で4時間から4時間半

かかる距離ですが自動車社会のアメリカでは日帰りも可能な隣の街なのです。

 

ロスやシスコは物価も高く、住宅、レントなども超高いですね。 それが原因で社会不安にもなっている

ため中間層でも貧困層に落ちるのです。 持ち家の人は不動産を売ってラスベガスで家を探せば、2軒も

買えるほど差があります。 1件分を老後資金として蓄えることができますので比較的簡単に移住を

考えるのでしょう。

 

ラスベガスはここ6,7年でプロスポーツが続々誕生しています。 アイスホッケーのVegas Golden Knights、

アメリカン・フットボールのRaiders, 女子プロバスケットのVegas Aces. その上、プロ野球のOakland

Athletics  が2028年シーズンから球場オープンすることでLas Vegas A’sとなります。 残るNBA

チームは年内に拡大チームとしてラスベガスに決定されるでしょう。

 

スポーツが盛んになることで地元の雇用が増えます。全米各地から相手チームのファンなども訪れますから

経済効果は抜群です。 新規の雇用のためAffordable Housingが最大の課題になる

でしょう。 それより早くLuxuary Homesの価格はドンドン上昇しています。 高給取りの

プロスポーツのオーナーや選手が数十億円する家をキャシュで買います。芸能セレブも高級住宅を建てます。

 

プロスポーツが盛んになりラスベガスを訪れる人が年中ひっきりなしとなれば世界的に有名なエンターテイナー

の公演が増えます。その入場料が物凄く高くなります。 グルメレストランも予約なしに入れないほど

大繁盛しています。 ホテルも大繁盛、値段も上昇してますが仕方がありません。

 

ラスベガスはかくしてFun Economyとして自動車産業よりも大きな経済効果を発揮するようになりました。

新しい形の世界都市、Las Vegasに皆さんも注目、模倣して下さい。 平和産業の最たるものですから。

 

幸せ一杯、電気マッサージしていて 鼾かいて寝てしまったそうです。