今日、突然90歳の怜さんから靖子に電話があり、「一緒に食事したい」。
娘さんの大きな家に暮らしても昔のカラオケ仲間がいないので寂しくもあり、つまらない。
本人の家に何とかして帰りたい理由として娘さんに「靖子と食事することになったので自分の
家に送り届けて!」と説得して自分が住みなれた家に一時的に戻れたのです。彼女の家は
とても綺麗です。 しかし、一人暮らしではクルマの運転もできないし、医者からも一人暮らしを
禁じられている。 それでも靖子とおしゃべりしたいという強い気持ちが理解できたので
ラスベガスでは有名なタイレストランにご案内しました。
3時間お付き合いした後、別れる時,天をあおいで涙に暮れていました。本人の気持ちが読みとれたので
私もジーンときました。 今日まで何度か靖子と話したいと機会を作っても病院のアポイントを忘れて
いたとか、娘さんの都合がつかずで実現しなかったのです。彼女も年齢通り腰も曲がり一人で歩くのが
大変。本人も限界を感じていたので今日やっと一緒に食事したことが大変嬉しかっただけに、別れが
堪えられなかったのでしょう。
考えてみると好きな趣味が生き甲斐となっている方は元気で綺麗で(?)いられるのかな。この二人、もうすぐ80歳
(ばらしてしまって怒られそう)になるのに踊りとカラオケが好きで年がら年中ラスベガスのイベントで舞台に立っています。本当に好きで、熱心なのです。
日本はデフレの30年間と言われてますね。 考えて見れば若い日本人が大挙してアメリカに来るという光景が見られ
なくなっています。
上の写真左奥に小さく映っている方はニュージャージーのパナソニックに勤めていて引退してラスベガスに2年前引っ越してきました。
写真中で立っている女性もパナソニック引退後にラスベガスに移住してまだ1年しか経過していません。
ラスベガスを知りたいというので時々、アチコチに出かけています。 食事会も何度か招待されてお酒も
呑みますので7,8時間滞在することもあります。
そのお宅で電気マッサージ椅子で寝込んだ私の晴れ姿も靖子が撮ったのでしょう 私のアイフォーンに出て