輸入品はドルで払っているが、為替の段階で一般庶民は関わってないので円安の

問題点、深刻さを知らない人が多いでしょうね。 

 

私は1970年代からアメリカで暮らしているが、50年以上収入も消費もドル建てだから気にもしてなかったが、近年日本での円安問題は大きな話題になっていますね。

 

1970年代は日本人がアメリカに観光、買い物ツアーで農協団体さんも含め大勢やってきていましたね。 現在、アメリカでラーメンをオーダーすれば10ドル前後しますね。 1ドルが100円だったころは10ドルは1000円でした。 今日の1ドルは156円80銭。 10ドルは1568円ですから、50%以上もインフレになっています。

これではアメリカにバケーションで来る日本人が激減しているのが分かります。

 

円安はドルに対してだけでなく、 ユーロ、スイス, 元、 ウォン、 豪ドルなど

主要通貨全てに対しても円安だから、外国から日本を訪れる人が激増していますね。

豪華なホテルがアチコチに建っていますが、 裕福な外国人にはそれほど負担になりません。 しかし、日本人が国内旅行したらホテル料金が高く感じられますね。

こんな時、日本の物価高に収入が追い付いてきてないことに気がつくでしょう。

 

外国人が大勢来て、お金を沢山使ってくれているので何か裕福になったような錯覚を

受けているでしょう。物価高と収入差を厳密に比べると物価高が先行しているでしょう。 日本が貧乏化している現実に気が付く人は少ないでしょう。

 

世界の工場として3,4年前まで大盛況だった中国は諸々の経済政策が裏目に出て、

実情は経済崩壊の渦中にありますね。 日本も今は豊かになったと誇りに思っている人が多いでしょう。油断大敵,おごれる者は久しからず。

 

アメリカに住む日本人はカード決済が主ですので、収入の全ては銀行や投資銀行に口座を持って運用しています。私は全額株式投資に回しています。 カードの決済で

支払いが必要な時、適当な株を売って現金化してチェックで一括全額払っています。

 

80歳代の高齢者は諸々の制度が老後に役立つように設定された時代を通過点にしているので長生きしていると恩恵が大きく役立っています。残された人生を楽しく過ごす

工夫をしています。 高金利時代には大きな借金をしないことです。

 

65歳過ぎてから仕事探しは大変です。引退後の仕事は株投資が確実性があって、

人生の勉強にもなって、もっと元気に長生きしたくなります。 人間はせいぜい

120歳までしか生きられません。 自分で意識して、行動できる健康寿命を100歳まで伸ばすのが限度でしょうか?