私はスピリチュアルとか

あまり信じてないのだけど

それでもこの出来事は

信じたい、信じている

そんな出来事がありました



海くんは8月19日の深夜2時半頃から

呼吸が荒くなりはじめました

それまでは大きな変化はなかったので

子供達はその異変を知りませんでした

私自身が、まさか海くんが亡くなるなんて

考えてもみなかったので

子供達を起こしませんでした

私はその時間からずっと起きてました

海くんの様子をずっとみていました

5時半頃には自分の身支度をすませ

朝イチで病院に行く準備も完了していました


そんな時間に息子が起きてきました

どしたの?と言いながらも海くんの様子を伝え

そのまま海くんを見守りました

海くんはお兄ちゃん(息子のこと)が

ソファに座った足の中に座るのが大好きで





この時もその足の中に

自分でジャンプして座りました

息子の海くんとの最後のふれあいでした


海くんが亡くなったあと

息子から不思議な話を聞きました

その日の夜の夢の中

11年前に亡くなった父さん(主人)が出てきた

夢の中では

リビングで父さんと一緒に

海くんをわしゃわしゃしていた

しばらくすると父さんはトイレに行くという

その時リビングの扉の色は白だった

(我が家の扉はウォールナットです)

ふと気づくと海くんがいない

トイレに行っている父さんに

海くんがいないと伝えると

探してくると言って玄関をでていった

そしてそのまま海くんも父さんも帰ってこなかった

そんな夢を見て目が覚めて

リビングに降りてきたそうです


あー父さんが迎えにきたのか

と思いました

海くんは父さんに会ったことはないのに

「父さんどこ?」と聞くと

必ず遺影の写真を見上げてました

なぜか父さんのことを

認識していたのだと思います

父さんも生前、わんこを飼いたくて

その思いも知っていて

私も海くんを家族にしたのだけど…

だから海くんは父さんと一緒なのだと思いました


そんな話をしていると

娘も言いました

最後に海くんに書いたお手紙の中に

父さん宛のものもいれたのだと

【海くんの取扱説明書】をいれたのだそうです



私達家族は何の根拠もないのだけど

海くんは父さんと一緒だと思ってます

父さんは今頃

少し繊細な海くんのご機嫌を損ねて

噛まれたりしてるかも





そして娘からの取扱説明書を読んでるかも

どれもこれも思い込みかもしれないけど

私達家族にとっては現実にあった出来事で

その現実に心が救われています



父さん、海くんをよろしくね