鮎川誠さん、ありがとうございました | YOU-DIE!!!オフィシャルブログ「BOOBEE」Powered by Ameba

鮎川誠さん、ありがとうございました








全く全然実感ないけど、


鮎川さんが天に旅立った。


朝、門さんから連絡もらって、

その後、黒木からも連絡あって、

別府の武ヤンからも


なんか全く何が何だか分からず、

素っ気ないことしか言えず、


今もよく分からないな。


朝、車で爆音で東京爆走しながらLONDON SESSION 聴いた。

そこに鮎川さんはいた。

ぶっといレスポールの音、

全然実感わかんね。


シナロケライブ特番やドキュメントほか、

FACTORYELVIS、ロッケンローサミット、ローリング・ストーンズ展などなと、

あげたらキリがないくらい

鮎川さんとは仕事でご一緒させてもらいました。

感謝しかないです。


昨年の10.28

「レッドシューズ40」でEXシアターで会った時、

いつものように

「おう!雄大!元気!?」って言ってくれて、

頬がかなりやつれてるから、体調大丈夫かな?と思ったけど、

ギターが凄まじくて安心したのも束の間、

ニューイヤーロックフェスがキャンセルになり、磔磔も

早く元気になってほしい、と思ったけど、

まさか、こんなに早くこんなことになるなんて思いもしなかった。


最後まで煙草吸って、

最後の最後までロックしてた。


最後に「レッドシューズ40」で鮎川さんの勇姿をディレクターとして撮れて本当に良かったっす。

いつものようにかっこよかった!

MCは優しくてあったかくて、

ギターを引いた瞬間、鬼のような形相で物凄い凄みで

カナシバリにあったようでした。


いなくなってみると、

実感はまだないけど、


そうは思っていたけど、想像以上に日本のロックシーンにとって、

もの凄く重要で大きい人が亡くなった感じで、

まだよく分からんけど、なんか後ろ盾がなくなった感じ?


背中が寒いです、鮎川さん。

鮎川さんがロックンロール守ってくれないととても寒いです。


結婚パーティーの時も「You may dream」を千可子に歌わせたいので、

ギター弾いて下さい、と無茶なお願いしたら、

「おう!喜んで!」と二つ返事で引き受けてくれて、

当日、「You may dream」演った後、

千可子とお礼を言おうとしたら、逆に

「歌ってくれてありがとね!」

って言ってくれて、なんて大きな人なんだ、と思った。

なかなか言えないよ、そんなこと。


当日、千可子のお腹の中に満里愛がいて、

生まれてから「TOKYO SESSION」の

ストーンズセッションの時

満里愛連れて行ったら、抱っこしてくれて、とても嬉しかったです。


いつも優しくて、いつもあったかくて、

いつも、おう!大丈夫よ!って言ってくれて、

安心感の塊のような大きい人。

とにかく優しくて、誰にもスマイルで。


ライブ後もずーっと、ファンの皆さんと握手したり、写真撮ったり、話したり、

疲れてるのに。

演じてるわけじゃなく、心の底からピュアで優しい人。

こんな人になりたい、といつも憧れてました。

これからも目指し続けます。


マーシャルを2回撫でて、全てのツマミをフルテンにしてレスポールを鳴らし、

暫くすると、会場中に龍が舞い踊るように

鮎川さんのギターが解き放たれる。

ギターが轟音で鳴り始めて、ギターを飛び出して踊り狂うあの感じが堪らなかった。

だからいつも生で感じたかった。


最後の「TOKYO SESSION」の時、

中島美嘉さんがボーカルで「MY WAY」を歌う時、

鮎川さんがサウンドチェックしてて、あまりの爆音に流石のPAさんも他のアーティストも耳を押さえるほどで、

コロナ禍で、久々に爆音聴いて、

「これだった!この音だよ!」

と思ったけど、あまりにデカくて、

それに気付いたのか、鮎川さんが

「ちょっと下げようか」と言ったので、

一同、少しホッとしていたら、

ローディーさんが、ボリュームはそのままでアンプの位置を下げた時は、一同ズッコケタ。


その後のトークの時、Barムッシュのバーテンのシシド・カフカさんが、

「コロナ禍の中、鮎川さんどうされてました?」と近況を聞いたら、


「うん、STAY ROCKよ!」


って言った時はシビれた!!


STAY HOMEとかみんなが言ってる中で、一番心に刺さったフレーズです。


「おう!雄大!元気!?」


という声が今でも耳に焼き付いて離れません。

あの笑顔が忘れられません。


天国行って、

やっと最愛のシーナさんと再会できますね!


ウィルコとも!


STAY ROCKでみんなで天国セッションして下さい。


その音をこっちにも送ってください。


こっちはドンドン寂しくなりますけど、

鮎川さんのギターをもっともっとみんなに聴いてもらって、

みんなでSTAY ROCKするんで見守って下さい。


さよならは言いません。


あなたの笑顔とギターの音は

ずっと僕の心の中に生き続けているので。


また会う日まで!


鮎川誠さん!


ありがとうございました。