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森永博志さんとトークライブ

4/18(SAT)@Red Shoes 

森永博志presents「第3土ヨー日」

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森永博志自伝『あの路地をうろついていたとき夢見たことは、ほぼ叶えている』&『ジョニー大倉ラストシャウト!』ダブル刊行記念パーティー無事終了!

僭越ながら森永さんとトークライブやらせて頂きました。

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二冊の本の話を中心に、最終的にはロックンロールには大きな宇宙の波動のようなものがあって、その大きなウネリに突き動かされてるという観念的な話になりました。

初期衝動こそ大事で、十代の頃にロックンロールにガツンとやられた奴は迷いがない、という話にも。

ジョニーもジョンもポールもミックもキースもそうだし、
山崎さんだって、森永さんだって、立川直樹さんだってそうだ。

それにしても山崎さんの伝記本を書いたらいいよ、と森永さんに進言したのは当時よくクリームソーダに出入りしていたスターダストの細野社長だったってのは驚いた。

細野社長も山崎さんに負けないくらい閃きの人だけど、
そうやって閃きのままにヒントをばら撒きながらいつの間にか形にしていく人ってすごいな、と思う。

気負いがないから自由だし遊びがある。

二人とも凄い人だけど、当時の細野さんは恐らく竹の子族からヒロくんをデビューさせた駆け出しの事務所社長なんじゃないかな?

山崎さんにしたってクリームソーダ以前だから、新宿の怪人二十面相から場所を移し、キングコングとシンガポールナイトというカフェバーを経営するお店のオーナーというところだろう。

何を思って若き細野社長は森永さんが山崎さんの伝記本をまとめるべきだ、と思ったのか分からないけど、
その後、森永さんは「原宿ゴールドラッシュ」はじめ、「やるだけやっちまえ」他、7つのバージョン違いの山崎さんの伝記本を書くことになる。

それにしても「原宿ゴールドラッシュ」の映画化の話には笑った。

当時アメリカでは大作が飽きたコッポラが
「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」「コットンクラブ」などの所謂ヤングアダルト小説を映画化し大ヒット、
俺も当時好きな娘と一緒に映画館に観に行った。

日本でも今こそ青春映画だ!と原作を漁るがちっともいいのがない。
そんなとこに森永さんの処女作「原宿ゴールドラッシュ」の登場、
黒澤映画から森永さんに声がかかり、打合せの日取りが決まる。

その話を山崎さんに伝えると、

「森永さん、それすっぽかした方がいいよ!」

「なんで!?」

「だって世界のクロサワ相手に誰もそんなことしないから」

そして、誰もしないそんなことをするためだけに打合せをすっぽかした。
他になんの理由もなく。

どうなりました?と聞くと、
「カンカンに怒ったよガハハ」と森永さん。

いやぁ、本当にこの人たち遊んでるな。
最高だ。
だって一度きりしかない人生、遊んだ方が最高でしょ。

こんなカッコ良く尊敬できる大人と一緒に遊べて幸せです。

学校は何も教えてくれない、とか
会社は何も教えてくれない、
とか
青臭いことをいい歳こいて言うつもりはないけど、
学校や会社で習うどんなことよりもこの人達から学んでる。

途中でクリームソーダからブラックキャッツの話になり、
クリームソーダの山崎さんを森永さんに紹介し、
ブラックキャッツに音楽の技術指導をしていたガロのボーカルこと大野真澄さんにマイクチェンジ!

レコーディングの話やゴーゴーズの前座の話などとても貴重な話が聞けました。

ブラックキャッツのメンバーは皆クリームソーダの従業員、
毎晩仕事終わりにスタジオ入って練習。

楽器なんか触ったこともなかった連中が一ヶ月ほどするとそこそこ様になってきた。
よしっ!レコーディングしよう!と山ちゃん。

驚く大野真澄さんを尻目にレコード会社は近い方がいい、という理由だけで同じ原宿にあったビクターに飛び込む。

発売するとオリコン2位!
1位はサザン。

ここでもやっぱ舐めてる。
音楽業界を舐めてる。
世界を舐めてる。

だからうまくいくんだな。

マーケティングされたものや何十人もの人が何十回も会議で練った企画なんてちっとも面白くない。

若き日の森永さんが「やります!」と手を挙げる瞬間、

全てはその瞬間に詰まってる。

全ては閃き、

全ては初期衝動!

最初の気持ちをどうロールするかだ。

最初のガツンときたロックをどうロールさせるか?

そう、まさにロックンロール!

トーク中、なんで、今回トーク相手に自分を選んでくれたんですか?
と聞いたら、

「書き終わった時、雄大に読んで欲しい、と思ったんだよね」とサラッと答えた森永さん。

最高に光栄です。

なんでそう思ってくれたか分からないけど、そのバトンを勝手に受け取ります。

この本でパワー注入して俺も何かやります。

最後はボーカルさんがリーゼンツのウッディーのギターで
作詞森永さん、作曲大野真澄さんの楽曲を披露。

トークライブの流れでリーゼンツライブ、

今回はパーティーテーマに合わせ、
キャロルナンバーを中心に演りました。
ジョニーナンバーもやるべきだったな。

ヘイタクシー
Good old R&R
涙のテディボーイ
憎いあの娘
ファンキーモンキーベイビー
ルイジアンナ
I'm flash
Yokohama Honky Tonk Blues
ロック雑誌はいらない

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次のリーゼンツライブは来週第四土曜日25日赤靴にて!!