PLAYBACK IN THE 90’S CIRCLE | 大野俊也オフィシャルブログ「BOOBEE」Powered by Ameba

PLAYBACK IN THE 90’S CIRCLE

 1/30のO-EAST、ヤバすぎでした。COKEHEAD HIPSTERS主催で、WRENCH、COCOBAT、BRAHMAN、そしてスペシャル・ゲストに難波章浩が出演したこのイベント。テーマは90sと いうことで、自分もDJとして懐かしのパンク、ハードコア、ミクスチャーなんかをかけつつ、同窓会気分で行ったわけなんですが……。

 懐かしい意味での'90年代に戻った感じなんてまるでなくって、自分もDBXというバンドをやっててあの当時の固まりとなったバンド群のシーンに身を置かせてもらってて、切磋琢磨していた当時の気持ちに戻ってしまったわけです。

  それほど、どのバンドも本気でスゴかった!! 特に、COCOBATにはブットばされました。ベースのTAKESHITとは、一緒にDBXというバンドも やってたし、COCOBATも何度も観ていたけれど、この日は、鬼気迫る演奏、強固なグルーヴで一丸となって畳み掛ける感じ……まさに、みんな当時ラウ ド・ロックにヤラれた感じがバッチリあったわけです。自分の中でも闘争心が燃える感覚が抑えられず。だからこそ、自分はハードコアやうるさいロックにハ マったのでしょう。続くBRAHMANも限りなくピュアだった。掛け値なしにイイと思った。そして、難波章浩が「Stay Gold」と「Brand New Sunset」をアカペラ、アコギで歌った。前よりも上手くなったんじゃないの?くらい思わせる歌は限りなく透き通っていった。完全に抜けたね、なんちゃ ん! そしてコークヘッドは、昔から変わらないご機嫌さ。アンコールでグワシが入っての「キツカロー」。懐かしすぎ! CISCOで出してた「PULL UP FROM THE UNDERGROUND」シリーズだよ、あれ! 僕も参加してました。

 ……で、やっぱり思ったのは、俺ら世代は ヤバいんだってこと。だから、やればいいんだ。懐かしさとか、昔は良かったとか、関係ない。俺らは俺らだったし、これからも同じ。それが国とか世代とか超 えてけば、カッコイイことになるに決まってる。というか、けっこういい線行ってたんだから! 

 打ち上げもいい感じだった。なんか、もうピュアで。みんながブレイクする前の頃の打ち上げみたいだった。音楽は正直だ。PLAYBACK IN THE 90’Sなんて言って、この日のライブ、ハッキリ言って、現役バンドの格闘技だったよ!


バックステージで、TAKESHIT、ヒカル、僕、難波


大野俊也オフィシャルブログ「BOOBEE」Powered by Ameba