先日、大阪、名古屋、仙台とニアミスを繰り返していた未確認生命体とやっと遭遇が出来ました。
場所は東京の台場。
そうです。
CR北斗の拳ラオウver,がこの世に初めてお披露目された、あの会場(笑)
ZEPP東京。
今回の敵はケンシロウではなく、もちろん
でんぱ組,inc
スケジュールへ強引にねじ込んだ観戦の為、勿論、服装はフルスーツ!!!
関係者を気取ろうとは思いましたが、そんなの知ったことありません(笑)
全力で、フルMIX!
ライブの内容云々は色々とありますが、
今回のライブは、ももクロでいう、中野サンプラザ的に位置づけであることは間違いありません。
本当の意味でメジャーへのスタートとなる日であり、地上へ這い上がった一日になったのではないでしょうか。
この世の中には日向があり、日陰があります。
光りがあり、暗闇があります。
空があり、地面があります。
そして、アイドルにも地上があり、地下があります。
地上にはAKB48やももクロなどが華々しく、明るいスポットライトを浴びて幸せを振りまいています。
しかし、地下には名もないアイドル達が僅かなスポットライトを浴び、幸せを振りまこうとし、ヘドを吐いています。
お酒に浸るアイドル。人生を諦めたアイドル。偽名の偽装のアイドル。泥臭く、息も臭いアイドル。
本当です。私の周りにも何人もいました(笑)
でも、それでいいと思っています。
最初から完璧なアイドルなんていないんです。
さて、でんぱ組,incのライブに戻ります。
彼女たちのライブを見るのは今回が初めてです。
状況的にはまだ、地上というより、地下組です。
だからこそ、応援は飛ばします。
良く出来ていても、出来ていなくとも、最高だ!!と観客は叫びます。
初めて見る人にはこの光景が非常に滑稽に映るかもしれません。
『こんなステージでよくもバカみたいに』
だけど、ヲタ達はさらに勢いを上げていきます。
『そんなことはわかってる。だからこそ、全力で行くんだ!』
私は常々思います。
地下アイドルの現場は非常にコーチングの世界に近い。
相手から貰おうなどとは考えない。
相手が何を望んでいるのか。
その為に自分は何が出来るのか?
利害関係はなく、そこには相手の利得しかありません。
なぜか。
そのことを継続することにより、相手から思いがけなく大きなプレゼントが帰ってくることを知っているからです。
彼女たちが気持ちよく、自分の持てる力を精一杯出し切れる為に。
彼女たちが楽しんで、安心して自分達以上の力を手に入れることが出来るように。
だから大丈夫だよ!!
そのメッセージを伝える為に、全力で支援する。
でんぱ組,incのライブも尻上がりに良くなり、最後には地上への扉を明けたな・・・と誰もが思うようなステージが出来たのだと思います。
なぜ、私がそんな風に思うのか。。。
わたしも素人からプロになる過程において、現場でお客様に救われたということを体感しているからです。
どんなに拙いセミナーでも、参考になりました。良かったです。という声に本当に表現者は本当に救われます。
今度こそは誇れるステージにしてやろう。
どんな努力でも我慢でも可能です。
だからこそ、逆の立場になった時には、今出来ることを全力でしてあげたい。
このオヤジキモイといわれても、アンコールを叫びます。
たまに思います。
人は感謝の気持ちを伝える為に、地下に集い、自分以外の成長に参加することによって自分の未成熟な部分とのバランスをとっているんじゃないかと。
そんな事を考え続けていたら、さらに風邪をこじらせ、熱が39度を再び超えるというどうしようもない人生(笑)
大熱オヤジw