病気を医師以外の人が見つけたり、アドバイスして見つかったと言う例は結構あるようです。
行きつけの小料理屋で、味の好みの変化や酒量の変化を指摘され、心配になって病院に行ったら重度の肝障害だったとか、眼鏡の度数が合わなくなって、眼鏡屋へ行ったら白内障の心配があると言われ、眼科を受診するとその通りだったとか、いつも行く整体マッサージで内臓疾患の疑いを告げられ、医師に見てもらうと胃癌が見つかったとか
しかしこれは幸いな例で、不幸なのは、かかりつけの医院でも見逃され、定期検診を受けているにも関わらず命取りにもなりかねない病気を見逃されていた場合です
さて、私の場合はまずこの不幸な見逃されていた場合から始まり、更に治療にかかってからの医師の治療方針や薬剤の選択の誤り、そして何より後悔し、また担当医を怨むのは、事前の説明の曖昧さと杜撰さです。
もしもっと十分なインフォームドコンセントが行われていたら、拒否した治療もありました。
しかし、今更どうしようもないのです。
医療過誤でもなく、またその説明は聞いていなかったと言っても証明の方法もなく、
その杜撰さの結果、命に関わる症状が発生した訳でもなく、却って医師から治療の結果、現在があると言われるかも知れません
しかし人が生きて行く上で大切なのは、単に生きていることのみではなく、送っていく人生と言うものの質だと思います。
QOL(Qality Of Life)といって、欧米では、命を永らえるより、残された時間を如何に過すか、つまり質の方を優先する傾向が大きくなっているそうです
そしてその結果、免疫力が向上して余命がぐんと伸びたと言う症例も多く報告されているとのことです
但し病気に罹った人の年齢によって、その判断が異なるであろうことは否めません。
さて「私の場合」
若い頃からのヘビースモーカーで、よく喉を痛めては、ホームドクターに抗生物質と消炎剤を処方して貰っていました。
こう書くと?あぁ喉頭癌か?と思う方が多いでしょうが...実は考えもしない部位の癌だったのです。
但し、首から頭にかけての頭頸部の癌であったことから、喫煙が大きな原因であることは確かです。
ホームドクターとは、彼が独立してからの付き合いですから、かれこれ25、6年になるでしょうか。
サラリーマンを辞めて独立した私は、まず健康でいる事が第一だった(ならタバコやめろって?
)ので、定期的に彼の医院で健康診断を受けていました。
私の癌が見つかったのは去年(2015年11月)のことで、ヘビースモーカーの私は、歯についたタバコのヤニ取りと、歯周病の予防のため2、3ヶ月に1回は歯科に通っていましたが、昨年、担当医が変わってから歯周病の予防に歯磨きは当たり前だが、タバコも大きな原因なので、本数を減らすようにと言われていました
さて、いつものように歯石取りとヤニ取りが終わってから、医師が「口の中のデキモノ、痛みませんか?」と聞いて来ました。
デキモノと彼が言ったのは、右の上の奥歯の近くに随分昔からある突起物のことで、
そう言えば最近何となく舌で触ると大きくなつたような気がしていたんですが、痛みもなく放っていました。
彼は、なるべく早く専門科を受診すること、またタバコが止められないなら本数を減らすようにと、いつになく真面目に言いました。
ごめんなさい...今日中に、これから後に起きる命に関わることや、QOLから言うと毎日がただ生きているだけ、それもやがて来る義務を果たすために。
こうならないためにも、例え少しの人にでも医師というもの、病気になったときの重要な注意点、QOLの大切さを書いて、SNSにリンクし、お終いにしようと思ったんですが、これも後遺症のひとつか、目がかすみ、思考力がなくなってきました。
この続きは必ず書残します。
また、文章が重複していたり前後していたりするかも知れませんが、同じように辛さを堪えると考えがまとまらず、また記憶力も低下します。ご勘弁を。
今夜は、おやすみなさい。