新年おめでとうございます。
今年も、よろしくお願いします。


元日、家族が寝静まった後、お弾き初めをしました。
こんな日くらい、明るいうちに音を出したかったのですが、どうしても昼間時間が取れませんでした。





今度取り組むオペラは、蝶々夫人ほど調号が多くはありませんが、たくさんの調性がでてきます。


序曲の次に、最初に出てくるメロディアスな部分は、アディーナが本を読む場面ではないでしょうか。 
ここは、必ず、つかまります。
すばらしくいい音程で弾きたいもの!!
なので、スケール本からはイ長調を弾くことにしました。
 


おさらいです。
メロディーはピタゴラス音律がきれいなのでそれに従うと・・・
主音ラは、チューナーどおりのピッチで。
属音ミは、チューナーどおりか紙1枚高く。
下属音レ(ナチュラルの)は、低め。(←ここポイント
第3音ド♯と導音ソ♯は、とても高め。

まずは、手持ちの音階の教本などに、上の譜例のように書き込んで、その心地よさを知りましょう。
オペラのパート譜に落とし込めば万全ですし、慣れたら消すのがよいでしょう。
本能的にもうできている人は、これを読んでそれ以上高く低くする必要ないです。
また、どのくらい高めか低めかその「程度」を追求して楽しむのもよいかもです!

  

ここでわたしのモヤモヤポイントですが、旋律やオブリガート担当者は、ピタゴラス音律が適しているので上記の原則で。
後打ちなど和音の担当パートはピタゴラス音律でなく、純正律がよいということでしょうか。
例えばトニックだとラドミのうちの
ラは、主音なのでチューナーどおりでピタゴラスと共通。
ミも、属音なのでピタゴラスと共通の取り方。
問題は、ド♯、第3音です。
ピタゴラスなら高く取りたい音ですが、純正律だと低く取ることで濁りなく響きます。
お手持ちの音源などで確認してみてください。


指揮者の先生もそこは「第3音はうまいところ見つけて」との指導だったりしますね。(最近の定演での、別の曲での話ですが)


などと、難しい話は置いておくとしても、最低限、主音たるラが上ずってくるのは防ぎたいです。
下がるのもカッコ悪いです。
そのためだけでも、ふつうに弾いた音階の主音のピッチをチューナーで答え合わせすることをオススメします。
また、耳を使った方法が1つあります。
これは団か、パートのメーリスでお知らせしようかなと思います。


それと年末に、弦の音程についてかなりタイムリーな記事の載った雑誌を、楽譜屋さんで見つけました。
サラサーテだったか、弦楽ファンだったか。
即買い!と、他の本と一緒に買ったつもりで帰宅したら、袋に入ってなかったのです。
きっとお店の別の棚に変な向きにおいてきて、そのまま書い忘れてしまった…こんなドジばかり。
ネットで探します。






セブチックの日付で、どれだけ基礎練をサボっていたかが露呈。
言い訳はいろいろありますが、とにかく元日をチャンスに仕切り直し。


ことしも、自分を怠け心を防止して励まし、練習の積み重ねの楽しさを感じられるように、ブログを書いていきたいと思います。
ピアノも弾かなくては💦💦