なんだろう?
そんなに重要なことなのかな?
「今ヤクザの世界では戦争が起きてるんだ。前真李亜を襲った鈴木組の奴が山田組と手を組んで龍頭組を襲撃するようになった。」
「大丈夫なの?」
わたしは心配になって言った。
「大丈夫だよ。でも、真李亜は俺の女だから真李亜を狙ってくるかもしれないんだ。それが不安で…。」
「そっか。」
裏の世界でそんな事が起きていたんだ。
「じゃあ昨日は…?」
「親父がいなかったから俺が代わりに色々指示してたの。」
わたしは色々考えた。
「なんで鈴木組と山田組は龍頭組を襲うようになったの?」
「それが…。」
夢憂はあまり言いたくなさそうだった。
「真李亜のお父さんが関係しているみたいなんだ。」
「えっ!?」
わたしは驚いた。
どうしてお父さんが?
「真李亜のお父さんは昔から鈴木組と手を組んでるんだ。会社が成功したのも鈴木組のおかげ。それで最近真李亜のお父さんは突然鈴木組と縁を切ったんだ。理由は分からない。その時に俺が真李亜と付き合ってるって言ったから龍頭組を手を組んだんじゃないかってなって…。」
「そうなんだ…。ごめんね、お父さんのせいで。」
わたしは悲しくなった。
お父さん、そんな事してたんだ。
「真李亜のせいじゃない。俺が調子乗ってあんなこと言ったのがいけないんだ。」
夢憂はそう言ってわたしの頭を撫でた。
「大丈夫。すぐ終わるから。」