中学受験や高校受験は県や各地方の戦いといわれている。灘高校のような全国トップレベル高校の場合全国戦ににもなりかねないが、多くの高校受験の場合地元争いとなる。


それに対して、大学受験は全国戦といわれていることはよく聞くと思う。高校で1番でも必ずしも国公立医学部&東大・京大・阪大に合格できるとは限らない。

東大&早慶の場合全国津々浦々の出身の人がやってくる。東京の大学の場合東京近郊出身の人が多いですがそれでもほかの大学に比べては圧倒的に他の都道府県出身が多いのは事実です。


医学部は特に人気があります。国公立医学部受験であれば、沖縄県・鹿児島県・秋田県・山形県でもいいから国公立に進学したいという受験生は多いと思う。


しかし、案外不合格することも多い。センター試験の成績&模試の成績も足りているのに、なぜ不合格してしまうのかと頭を抱える受験生は多いと思う。


それは近年の医学部にみられる地元現役生を優先的に採用したいという本音があるからです。たとえば、鳥取大学医学部を例に挙げてみたいと思います。

鳥取大学医学部の目的は鳥取県内の2次救急病院以上の病院でも対応できない場合や鳥取県内の難病患者に対応するため、つまり鳥取県の住人のために設置されていることを忘れてはいけない。


鳥取大学医学部の目的としては鳥取県内に従事する医師を育てることが最大の目的であるため、鳥取県内の受験生を優先的に採用していることがあったとしても否定できないのはそこにある。


もちろん鳥取大学医学部の学生さんの出身は鳥取県以外の都道府県出身者は大勢いる。それは学力試験を設置している以上学力を考慮して採用することが求められているからだ。入学試験の成績だけで医学部の合否が決まっているわけではないことをこの夏頭の片隅でもいいから認識してほしい。