文部科学省から興味深い記事が発表された。

それは高校2年生で高校卒業を認定させることだ。


これは日本がアメリカの飛び級制度を意識した案だと感じてならない。

文部科学省の意図として優秀な生徒が少しでも早く専門分野に学べるようにするための配慮としている。


難関中高一貫の高校2年生がまず多く流入すると考えられるのが東大&京大&医学部受験だと考えられる。


最近の医学部受験は難関校になればなるほど現役重視だ。

そして最近では私立医学部全体が現役重視である傾向がきわめて強い。

国公立医学部の平均が約3浪、私立医学部が2浪程度だ。


しかし最近では不景気の影響を受けて私立医学部を進学させることができる家庭ほど私立医学部に進学させる傾向が強い。

私立を進学させることができる家庭は基本的に医学部が激化しているため現役有利社会になっている今進学させることが先決であることを理解している場合が多い。


国公立医学部を目指すことは、他学部で言えば京大農学部・理学部・工学部しか受験しないと同じ意味であることを理解してほしい。

国公立医学部は非常に難化している。その影響を受けて私立医学部もかなり難化傾向にあるのも事実です。


文科省の方針が医学部受験にどう影響するかははっきり断言できないが、医学部の早期年齢化は難しいように感じる。


医学部は専門分野の職業であるため、合う合わないが激しい学部だ。

偏差値が高くてお金持ちになるために入学した人にとって、それ以上につらいことが連続していると個人的には思います。


医学部生対象のアンケートで約半数が医学部に入学して後悔したと・・・・

これから医学部入学を控えるみなさんにはつらい現実かもしれない。

しかし、医学部生活の苦労と医学部受験の苦労は全く違うといっても過言ではない。


高い志を持った高校2年生が能力的に医学部に入学してもつらいことが多いように感じる日々を送ることになると思います・・・・・