私のブログでは、受験勉強全体を書くようにしてきた。

そのため、細かい学習習慣、たとえばノート作りや深夜の勉強についてなどだ。

私も受験生のころそのような受験習慣論を気にして実践していたのを覚えている。


今でも役に立つものあるが、正直言って失敗した例のほうが圧倒的に多い。

特に感じたのがノート作りだ。


女子のノートなどは本当にカラフルでまとまっているように感じてしまう。実際は色彩が多いだけの場合が多いのだが・・・・それは置いておく。

逆に字は乱雑でも、しっかり要点がまとまったノートは大学生活においても強い。


物理や数学や物理化学と言った演習主体の科目は理論体系を学んだあとはひたすら演習を積むしか方法がないが、細胞生物学や分子生物学や基礎医学系は圧倒的に知識整理が重要となってくる。

目標などを配布してくれる人であればまだマシであるが、大半の授業は独学に近い。

生理学や解剖学などの基礎医学系であれば、参考書もかなり充実している。


大学と高校で大きく異なる点といえば、参考書だ。

大学受験対策の参考書の半数以上が赤シートが存在する。私も受験生から医学部に入学後最初に驚いたことはそれだ。

大学の参考書のほとんどが文字だらけの文章だ。もちろん赤字にもなっていない。

そのため自力でノート作りが必要となる。

ノートをうまく作れる人は、医学部でもかなり強い。


医学部受験においてノート作りはせいぜい模試直し&復習ノート程度だろう。

たいていは参考書を持っていれば自前のノートなど必要ない。


大学受験においては信頼できる参考書を選んでやり抜くことが勝利へのポイントかもしれないと確信した。