前編では医学部受験の入試制度の多様化について書きました。


具体的に書きますと


【国公立編】


一般試験ではセンター試験+個別入試(2次試験)で合否が決まりますよね。

しかし、全国傾斜配点は一定ではありません。


東大&京大のように2次試験が圧倒的に高い大学もあります。


名大&東北大のように少し2次配点が高い大学もあります。


地方国立のようにセンター試験の方が配点が高い大学もあります。


国立入試だけでもこれだけ条件が異なります。

もし、全く同じ対策しか提案しない人がいれば正直素人だと思います。



いつも言っていることがありまして、東北大学と信州大学と比較した場合必ずしも東北大学が賢いとは限りません。


名大や九大でも同様です。

センター試験ができる人はセンター重視の大学に絞り、2次が得意である場合は旧帝大を狙うことは決して悪くないと思いますよ。

もっと詳しく言えば、英数理の細かい配点比も重視する範囲だと思います。


一般的に国立医学部は


英語:数学:理科2科目=1:1:1であることが多いです。


これだけを見てもやはり英語・数学が重要であることがわかります。


国立大学医学部入試はセンターと2次配点比との調整がポイントとなります。