英語をはじめから学習しようと考えている方に今回は読み物系として文法参考書を紹介したいと思います。
文法演習書はたくさん出版されていますが、意外にも文法参考書は出版数が少ないのが特徴です。英文法の授業は高校でも行われています。わざわざ予備校で受講する生徒はいないかもしれません。河合塾などの予備校では英文法単体の授業が少ないことも原因だが。
文法は独学でやることが条件になってきている。もちろん、東進などでは受講できるが最近の参考書を使えば十分に独学もできるようになってきている。
英文法学習において重要なのはすべて暗記に頼らないことだ。
文法はどうしても暗記作業になりがちだ。
しかしよい英文法の先生であればただ詰め込むような授業はしないのが特徴だ。
また最近の演習書は早慶や私大医学部で出題されるような意表を突くような問題対策ばかりに力を入れているように感じている。
確かに、意表を突くような問題をたくさんやることは大事だが、何が出るかわからない状況で
ただ問題演習をすることはいたちごっこにすぎない。
本質的に英文法を学ぶことが先決である。
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- 今井の英文法教室 下 (東進ブックス 名人の授業)/今井 宏
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- 渡辺の基礎から受験までとことんわかる英文法 上 (東進ブックス 名人の授業)/渡辺 勝彦
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同じ色の表紙なのでわかりにくいが、どちらもオススメだ。
今井先生は3大予備校すべて経験した先生だ。東進で行われている特設単科講座は文法中心に英文解釈や長文対策が盛り込まれている。
今井先生の文法の授業はとてもわかりやすいのが特徴だ。
著書の中でもただ文字を羅列するようなモノではなく、見やすさを重視したレイアウトは初心者でも心強い。
渡辺先生の講義はテンポがよく聞いていて飽きない授業だ。
高校の文法の時間はつまらなくても、渡辺先生の授業は参加したくなる雰囲気だ。
著書でもわかりやすさを重視しているのが特徴だ。
今回は文法に関して、好評である今井先生と渡辺先生の参考書を紹介しました。