生物選択者にとって、医学部受験生物では、「最新の話題」というフレーズがよくつかわれる。

「最新の話題」というフレーズという意味は、ips細胞やクローン技術やテロメヤやABCモデルなどの生物学や医学の最新話題が入試に盛り込まれていることを指す。


また、面接対策で医療記事についてよく勉強している生徒がいる。モンスターペイシェント・医療崩壊・地域医療問題・たらいまわしなどだ。

いろんな医学部対策の参考書などを読んでいると、面接や小論文ではまるですべての大学で出題されるかのように書かれている。おそらく、過去問などできちんと対策した生徒は、兵庫医科などの大学では医療記事があまり出題されていないことに気付いているだろう。


私から言えば、ips細胞などは正直言って、生物選択者であれば知っていて当然の範囲であると思う。これ自体を知らないのはマズイだろうし、入学後も苦労すると思います。


物理選択者であってもきちんと知っています。


小論文の過去問を必ず見てほしいのです。金沢医科のように医療系知識を持っていないと戦えない場合もありますし、多くの国立後期の小論文のように実験解析型もあるので、多種多様に富んでいます。


ニュースで報道される範囲は最低条件です。医学部に進学するのであれば、生物の教科書程度の知識はないと大学入学後も生化学や分子生物学で相当苦労しますよ。

解剖学は相当暗記量があるので、生物ベースがないと地獄ですよ。


医療用語を解説した本を1冊持っておきましょう。全部覚える必要はないですが、中途半端な理解が一番よくありません。定義をしっかり確認してほしいです。


生物選択者であれば問題ネタになりかねないので、必ず定義と実験手順を確認するようにしてください。