質問3 センターボーダーを取れるとどうなの?


よく予備校では、国立医学部のセンターボーダーが発表されています。たとえば、鳥取大学医学部医学科では86%とされていますが、結局86%さえとればどうなるのという疑問はよく寄せられる質問なので答えていきたいと思います。


ボーダー得点率をとれば、合格率は50%程度であるということです。つまり、2次試験で失敗すると落ちてしまうというラインであると解釈してください。2次試験の配点が高い大学では特に危険なので注意してください。東大医学部や京大医学部では圧倒的に2次配点が大きいので、センターがいくらできても2次で点数が取れない不合格になってしまいます。


しかし、センター試験の方が圧倒的に配点が高い大学も存在します。地方国立であれば、センター重視傾向なので英数理ができてもセンターができなければどうしようもありません。


センター試験終了後は、受験大学との駆け引きが難しく出願大学をなかなか出せない人が多いと思います。


センター試験で点数が取れているけど、2次の英数理が苦手であれば、センターだけで片付けてしまうのも作戦の1つです。


よく2次の英数理ができることを自慢している方がいますが、正直国立であればセンター試験で逃げ切れる医学部は多く存在します。あえて、それを活用しないで浪人生が多くいると予想される2次重視の医学部を受験するのは無謀だといえます。

今の国立医学部は圧倒的にセンター重視です。国立に行きたければ、センター試験を徹底的に鍛えることをオススメします。