東進衛星予備校といえば全国に10万人を抱える大手予備校だ。東進の説明は今さら必要ないだろう。そんな東進東大合格実績が発表された。今まで5人に1人は東進生というフレーズが言われていたが、昨年には4人に1人に躍進した。


そして、今年は昨年より96名多い573名合格した。(3月11日判明分 後期除く)

後期分や未報告などを加えていけば、相当数になるだろう。


ここで注目したいのが、東進がなぜここまで実績を出すことができるかである。

何も私は東進崇拝者でもないので、客観的視点で分析してみた。


東進講師は主に、河合塾・駿台予備校・代々木ゼミナールなどの有名講師を引き抜きが行われている。最初から在籍している講師は安河内哲也先生?ぐらいとしか聞かない。


河合塾や駿台予備校や代々木ゼミナールの最大の悩みであるのが、全国の受験生が有名講師の授業を視聴できない点だ。最近では、衛星受講を始めたらしいが、やはり東進の勢いには

勝てないようだ。


東進のパンフレットを読んでいたときに医学部受験にも共通することがあったのを今でも覚えている。


東進は過去問演習をどこの予備校よりも大事にしている。センター試験過去問演習講座では

過去10年分のセンター試験を解くことができて、かつ講師が解説してくれるというサービス

が付いている。そして、過去のセンター試験本番レベル模試が類題として登録されていて

何回も解くことができる。


2次・私大対策でも同様らしい。私はこのブログではいつも過去問演習の大事さを言っている。

河合や駿台や代ゼミでも口では言っているが、現実はきちんと行われていないというか、むしろ

生徒任せや学生中心のチューターに押し付けているように感じる。


東大・京大は過去問対策をしないと合格できる大学ではない。医学部受験と東大受験はよく比較されることが多いが、根本的に違うと思っている。もちろん、共通点も多くあるが、問題の質が違っていると思う。


東進の医学部合格実績は他の予備校と比べてどうなのか今の時点で不明だが、この方針は

医学部受験においても力強いモノになるかもしれない。


浪人が決まった方やこれから受験生として迎える高校2年生(新高3)のみなさんは、夏以降

過去問対策ができるように夏までに数学・英語・理科を完成させておきたい。


数学ⅢCは医学部受験においてほぼ避けられない状況なので、ぜひ対策を万全にしてほしい。

今後私のブログでも数学ⅢCについて詳しく書いていきたいと思う。

長文で申し訳ない。東進合格者本当におめでとうございます!