数学ⅠAⅡBに関するテーマを始めたいと思います。
数学ⅠAⅡBは文系理系ともに学習する項目でかつ理系であれば得意意識の強い人が多い分野でもあります。
数学ⅠAⅡBの対策に関するメールはあまりもらうことがない。ⅢCに関するメールは頻繁にいただく。私はいつもこのことが一番気になるのだ。
確かにⅢCに比べて比較的取り組みやすいのは理解できる。
しかしⅠAⅡBの難問は解法を知らないと全く手も足も出ないことが多い。
予備校関係者もこのことを多くこぼす。
また中学3年生や高校1年生や高校2年生で取り組んでいることが多いので、比較的受験時期になって忘れてしまうことも多い。
また熱心な生徒ほどⅠAⅡBばかり演習してしまい、全統高2模試などでは偏差値70を超えていてもⅢCが手薄になってしまい、高3から数学を武器にできない生徒も多く見てきた。
数学ⅠAⅡBは高2までに完成できたらベストであるが、現実的に厳しいことが多い。
ベクトルや数列は独立した単元なので、個別の対策が必要となる。
数学Ⅱ分野は数学Ⅲの問題を解く上で必要になる。
特に図形と方程式や三角関数や微積分など。
ある数学教師は数学Ⅱは数学Ⅲのためにあるというぐらいだ。
次回以降数学ⅠAⅡBの対策や参考書&問題集について書いていきたいと思います。