今回のテーマは「医学部合格者は定期テスト対策がしっかりしている」です。当たり前のような記事を書いていると自分自身も感じています。しかし今回敢えて、当たり前臭いことを書いたかは医学部受験と高校の定期テストを割り切って話すことができないと思い書きました。


私自身は医学部や東大や京大を合格する人は定期テストは勉強しないで実力テストや模試を勉強しているのだと・・・模試ができる生徒が一番受験には勝つと・・・・

確かに私自身も定期テストはあまりまじめに勉強した覚えはありませんが、1つだけ守っていたことがありました。それは自分がこの科目では点数を取りたいと思った教科は点数を稼ぐ・・

その代わり他の教科は・・・・といった感じで。

そんなこと誰でもできると思った人も多くおられると思います。


定期テストは大きな特徴は範囲が存在する。かつ作る先生がある程度決まっている。これは

こんなテストにエネルギーを使うのは無駄であると考える人がいるでしょう。確かに入試は

範囲はありませんし、作る先生もわかりません。特に総合大学ではどの学部の教授が作成するかは正直言って予想もつきません。たとえば京大を例にとれば、京大に所属する生物先生は100名を優に超えるでしょう。医学部・農学部・理学部・教育学部など・・・・


しかし私が特に強調したいのは私大医学部受験者です。私立医学部の場合、医学部の教授が入試問題を作ることになります。入試作成にかかわる教授は教養部門の教授が中心でしょう。


たいていの医学部の教養の教授はそれほど人数はいません。そのため入試問題にも偏りが見られます。大学名は出しませんが、進化ばかり出題する大学もあれば遺伝子関係ばかり出題する大学もあります。過去問研究をすれば一発でわかることです。その大学を受験する場合、医学部関係の予備校はこのことに関しては受験生よりも熟知しています。そんな熟知した塾講師のもとで教わった受験生と何も対策しない生徒では大きな差を生むことは明らかでしょう。


その相手が浪人生であればなおさら・・・・


なぜ「定期テストと私大医学部受験がかんれんしているのか」

つまり、先ほどまでに述べたように、私大医学部受験では作る先生がほとんど変わらないかつ

出題に偏りが見られるなど定期テストと類似した点が数多くみられます。


そのため定期テストは私大医学部受験の入門みたいなものなのです。もちろん定期テストの受験科目の中には、世界史などまったく必要のない科目も多くあります。

そのような科目は平均点を狙いましょう。世界史や倫理などは小論文などでしばしばネタになることが多いので、注意した方がよいです。


数学と英語と理科は特に力を注いでください。定期テストで得点できれば自信もつきますし

知識の確認にも役立ちます。


英語・数学・理科は国立・私立ともに使用する科目なので、やはり定期テストでも良い点を取れるように努力してください。


ただし、定期テストがあまりにも入試範囲から逸脱している場合は、それほど力を入れる必要はありませんので注意してください。具体的に言いますと、教科書内容から逸脱している場合が

メインです。一部の高校では先生の好きな分野のみが出題されるという話もあるので、その方は模試や予備校の小テストなどを中心に頑張ることをお勧めします。


もちろん、定期テストばかりに時間を費やすことができないと思いますので、テストの3日前ぐらいから英語・数学・理科のテスト勉強をするような感じでかまいません。


まとめてやるのが苦手な人もいると思います。その方は、ぜひその日やった内容をその日のうちに復習して、また一週間以内で復習して、テスト前に備えるとような段階のとり方でもかまいません。