嵐の前の静けさ 前編 | 両軸愛者 ~引金派~

両軸愛者 ~引金派~

I am the bone of my bait casting reel .
――― 体は両軸で出来ている

BON「やはり天気は雨か…雨足は強まるという話で厳しい戦いになりそうだ…」


と考えながら私が業務の引き継ぎの準備をしているとイワユウ氏から連絡が入りました。




ヌメリコ(チャイロマルハタ)




キビレ


既に釣っとるやないかーいwwwwww


引継ぎをサクッと終わらせてイワユウ氏の所に直行しました!




あのイカついオレンジの広島ナンバーは…間違いないI☆WA☆YOU☆




奇しくも9年前の7月13日にも同じ様なカラーリングのマスタングで来宮していたのが懐かしいですねw


イワユウ「俺達の思い出の場所でひとまず先に釣っておいたぜ!」


久し振りの挨拶よりも先に釣果とは…相変わらずやるなw


彼の今回の宮崎ぶらり釣行旅の目的は


・ベイトシーバスを教わりたい


・そもそもシーバスフィッシング自体を教えて欲しい


この2点なのですが…ちょっと教わる人間を違ってませんかねぇ?(脂汗


ま、任されたからには全力でフォローしますけどね!


至らぬ所しか無いからスマンと先に謝っておくぜ(フラグ)


では早速雨が段々と強まる中で合羽を着込んで河川へと向かいました。


これは私の個人的な考えなのですが、今の時期なら取り敢えずデイトップでシーバスを出せる様になるのが近道かなと思っているので、そのやり方を伝授しました。


BON「ほらあそこ、先ずは手始めにペンシルを流します。」


イワユウ「ほうほう。」


BON「この水量でこの流れあそこに高確率であの流れがあったて砕けてるテトラ裏に着いてると思うんだけど、だからって不用意にルアーを動かすのでは無く自然に置いてくる位の感覚で流します。」


イワユウ「ふむふむ、置いてくるね。」


BON「こうやってこうね…そんであのテトラの後ろ通り過ぎた位で潜んでいるシーバスがドバッと\ドバァッ/


イワユウ「ほんまに出たね笑」


BON「おったなぁw」


雨の降りしきる中でしたが、そんな冷たい雨を帳消しにする様な熱烈シーバスフィッシングが展開されましたよ。


その後にシーバスのバイトが1回とチヌかキビレのバイトが1回と空気を読まない私が水面を炸裂させた所で一旦引き上げお昼ご飯を食べに行きました。




宮崎のソウルフード『チキン南蛮』を食べてから、イワユウ氏の宮崎県の釣具屋を覗きたいという希望を叶える為にお隣の都城市まで釣具屋巡りしてから日南市内に戻ったのですが、どうやら自分達が出て行ってる間に大して雨は降っておらず、私の計画では激しく降るという予報を信じてそれに対応し好転するであろうポイントを幾つもチョイスしていたのに目論見は完全に外れてしまった結果…


河川もダメ、サーフもダメ、港もダメ、日南市外の河川もダメというね。


潮も一切流れてなければ、魚っ気もサの字もなく、釣り人の一人も居やしません。




居るのはサーフを駆けるスピードスターであるスナガニ位のものでして、通常の三倍のスピード、目にも止まらぬ速さというのを体感してもらいましたw




スナガニは目を出したり引っ込める姿も可愛いのよねw


しかしスナガニで釣果が誤魔化される筈も無く、BONガイド中のイワユウ氏はノーバイトノーフィッシュのまま一日目が終了したのでした…。


中編へと続く…。



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